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中国人の嫁から学んだ、「喜びを積み上げよう」というマインドの話
noteでも夫婦や家族の問題について発信されている、アツさんのラジオでお話しさせていただきました。中国で夫婦生活を送ってきて感じたいろいろを喋っています。
こういうところに呼んでいただいて、録音を客観的に聞くたびに「ああ、俺って話すの下手だなあ」と恥ずかしい気持ちになるのですが、アツさんに話を引き出していただいたおかげで(たぶん事前にnoteをすごく読んでいただいたのだろうなあというのが伝わりました)、内容自体はとても面白いものになったと思います。ぜひお聞きください。
ポッドキャスト版はこちら。中国在住者の人はこっちの方が聞きやすいと思います(中国のApple IDでサインインしてると聞けないのでご注意を)。
さて、このラジオの後半で、中国人と結婚して学んだことの一つとして「喜びを積み上げよう」という発想について少しお話しさせていただきました。サブタイトルにもしていただいてますね。
今日はこのことについて書いてみたいと思います。
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結婚してそれほど経っておらず、今よりも夫婦関係があまりうまくいっていなかった時、中国人の嫁によく言われていたことがあります。
それは、「あなたは私を怒らせないことばかり考えている。私を怖がったり、ぶつかることを恐れて自分の気持ちを隠そうとしたりしている。そうじゃなくて、私が喜ぶのはどういうことかとか、笑顔にするには何をしたらいいのかとか、そういうふうに考えて行動してほしい」というようなことでした(ここまで直接的ではないし、論理的にまとまってはいませんでしたが、意味としてはこういうことです)。
最初は嫁の言っていることの内容があまりピンと来ず、「むしろこっちはアンタに気を遣ってるのに、なんでそんなこと言われなきゃならないんだよ」とか、「何か言ったらどうせケンカになるんだからこっちは飲み込んでるのに、なんでそれを褒めてくれないんだよ」などとさえ思っていました。
しかし、同じようなことを何度も言われたり、夫婦生活を続けて少しずつお互いの扱い方に慣れてくるのにともなって、少しずつ嫁の言いたいことがわかってきました。
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