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家で美味いラーメンを作り、食べる その1

僕は料理をするのが好き。特にカレー。たまにイベントや間借りで人様に販売することもある。プロとは言えないが、料理は得意なのだ。

カレーを作っていて面白いのは、家で作った味が時に専門店の味を上回ることがあるということだ。こういう言い方をするとプロの方からお叱りを受けるかもしれないが、特殊な調理器具や調理技術はさほど必要ない。(窯でナンを焼こうと思ったりすれば別だが、)あとはスパイスの配合や具材の選択、火の入れ具合などなど次第で自分の好みの味を作っていくことができるのが楽しい。

僕はカレー以外の料理もたいていの料理は作ることができるが、その中で自分で作ることにメリットを見出せない料理がいくつかある。パッと思いつくのがトンカツ。僕はトンカツが大好き!でも、最近は家で自分で作る気にはならないな。専門店で食べた方が断然美味い。もちろん自分でも作る練習を何度も繰り返せば、いずれある程度のレベルには達するのかもしれないけど、僕は過去に家でトンカツを作った経験上それがかなり難しいことのように思う。

もうひとつ、僕とって自分で作る気にならない料理の代表格が今回の記事のテーマであるラーメンだ。僕はラーメンも大好き!でも、家で1から作るとなるとガラからスープを取るところから始まりなかなかに重労働だ。妻と自分、2人前のために鍋でガラを炊くのはそうそうできることじゃないよ。労力・時間・味、どの点においても家で作るより専門店で食べた方がいいと思ってしまう。

前置きはこれくらいにして、今回僕はこれまで家で作るメリットがないと思っていたラーメンを家で作ることを思い立ったのだ。家で美味いラーメンを作り食べることを突き詰める!そのきっかけは、大学時代の友人とのLINEグループでのやり取りだ。2020年4月新型コロナウィルス感染症の流行で緊急事態宣言が発令され世の中が自粛ムードとなっていたある日、友人が「外でラーメン食べたい」「ここ2ヶ月くらい食べていない」とメッセージを送ってきた。その友人は大学時代の同級生で、ラーメン好き、かつロードバイク好き同士で、体力と時間の余っていた学生時代は休日にロードバイクでラーメンの食べ歩き(もとい、食べこぎ)をしていた仲だ。そんな彼のラーメンロスの叫びに対して僕は咄嗟に「自作に挑戦する時だ!」と返信したのだ。

ただ、その言葉は友人に対する提案というだけはなく、自分を奮い立たせるための言葉でもあったのだ!僕自身ラーメンを外で食べたのはもう2ヶ月以上前のことだろう。一度だけスーパーで売ってる生麺の袋麺を買って家で味噌ラーメンを作って食べたことがあった。上に野菜炒め、甘辛く炒めた豚バラを乗せて、それっぽい仕上がりではあるが、スープは袋に入ったものをお湯で溶いただけのもので、専門店で食べるものに比べたらどうしても薄っぺらく感じられてしまったのだった。

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そこそこには美味いが、専門店で食べるものと比べたら満足感に欠ける。かと言って、先に述べたように家で1からスープを炊いて作るのは非現実的。家で簡単に作ることができ、それでいて最大限に美味いものを食べたいのだ。味・コスト・手間・時間・調理技術・食材の入手困難度などを考慮した上での家で食べるラーメンの最適解を見つけたいのだ!

と、テーマを掲げたところで、だいぶ長くなってきたので、ここら辺で一区切りにしようと思う。まだ、作っても食べてもいないぞ。いつになったら食べられるのか?のんびり書いていこう。


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