家で美味いラーメンを作り、食べる その3
「味・コスト・手間・時間・調理技術・食材の入手困難度などを考慮した上での家で作り、食べるラーメンの最適解を見つける」というテーマでスタートしたこの記事。早くもその3に突入しているが、未だに調理に取り掛かってすらいない。そろそろ取りかかろうと思うのだが、今回は料理にさほど慣れていない人でも最小限の手間で作れるくらいというのを狙っていきたい。
前回までの企画段階で麺とスープはセブンイレブンが発売している冷凍とみ田のつけ麺を使用することに決定した。自作するのは具のみ。チャーシューと味玉、穂先メンマを作ることにする。
まずはお買い物。一般的なスーパーで買えるものしか使わないのも大事なポイント。特別注意が必要な商品だけ詳しく書いていこう。まずは豚ばらブロック。クルンと巻いて使うので分厚さのあるものがいいすね。500〜600gくらいのものを選ぶといいでしょう。別に国産のものでなくてもOK。次にブロック肉を巻いて縛り上げるためのたこ糸。スーパーの肉売り場の端っこによく置いてありますね。そして、筍の水煮。カットされていないそのままの形(ホール)でビニールパウチされいるもの、できれば国産のもので。最後にジップロックなどの密閉できるビニール袋も買っておこう。
あとは調味料など含め一般的なものなのでザッと材料リストアップしていく。
豚ばらブロック 500〜600gくらいのもの
卵 2個
筍の水煮(ホール) 1パックの半分
塩 生姜 醤油 砂糖 日本酒
ちなみに以下のレシピの分量は結構適当。砂糖の量とか塩加減は適宜味見をして調整お願いします、、
まずは調理に取りかかる前にお酒を飲み始めましょうね。ビールでも酎ハイでも焼酎でもなんでもいい。軽く飲みながら料理をするのは楽しいよ。
最初はチャーシュー。豚ばらブロックは赤身と脂身が層状になっているものを脂身が外側になるようにクルンと巻く。でもって、たこ糸で縛り上げる。たこ糸は1本でぐるぐる縛っていくのだが、慣れていないと結構難しいので、1周巻くごとに固結びして切ってしまってもOK。下の写真みたいな感じで、まずはブロックを巻くように1cm間隔くらいで巻き、そのあと円柱状になったブロックを円形の底面を45度間隔くらいで巻くといいかな。
巻き上がった豚バラに大さじ1/2くらいの塩をまぶして全体になじませて5分くらい放置した後、フライパンで表面を焼いていこう。油は少量でいいすね。全体的に焼き目がうっすらつくくらいまで転がしながら焼いていく。全体的に焼き目がついたら、今度はブロック肉の2倍くらいの直径と1.5〜2倍くらいの深さのある鍋に醤油と酒を200mlずつと砂糖大さじ3杯を入れ、ブロック肉も投入!そこにブロック肉がギリギリ隠れるくらいのところまで水を足して、皮付き5mmくらいの厚さに切った生姜を2枚入れて、着火!まずは強めの中火で沸騰させていき、アクが出たら取り除こう。アクを取りきったら弱火にして、落し蓋代わりにキッチンペーパーを肉を覆うようにかけちゃいましょ。キッチンペーパーが鍋に対して大きすぎる場合は内側に折り込んじゃいましょ。あとは2時間くらい弱火で煮込んでいくのみ。出来上がったらジップロックにブロック肉と煮汁を100mlくらい入れてできるだけ空気を抜いて密閉しましょ。煮汁は後でも使うので取って置くこと。
次は味玉。冷蔵庫から取り出して常温に戻した卵を鍋に入れ水を卵の2倍くらいの深さまで入れましょ。水の状態から火にかけて弱めの強火で15分。氷水でさっと冷やして殻をむいたら、またもやジップロックに投入。チャーシューの煮汁の残りを1.5倍くらいに薄めたものを100mlくらい入れてできるだけ空気を抜いて密閉しましょ。
最後に穂先メンマ。これは初めて作るものなのでレシピは適当!水煮のたけのこを縦に半分にしてから5mmくらいの厚みに切っていく。そして、チャーシューの煮汁の残りで弱火で15分ほど煮ましょ。煮えたらまたもやジップロックに移して煮汁の残りを1.5倍くらいに薄めたものを100mlくらい入れてできるだけ空気を抜いて密閉しましょ。(写真は容器に移したところ)
今回はできるだけ調理を簡単にしたかったのでチャーシュー・味玉・メンマを全てチャーシューの煮汁を使い回す方式にしてみた。全部がジップロックに密閉できたら常温で放置し、粗熱が取れたら冷蔵庫に投入!最低でも24時間できたら2,3日はそのまま放置!
さぁ、これで具材の準備が完了。しばらく放置したらいよいよ実食!楽しみになってきた。
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