ベッドの上で呻いていたらもう2月だった
新年あけましておめでとうございます。気がついたら2月になっていました。ええ…。
1月は何をしていたかというと、精神状態が非常によろしくなく(原因は分かりきっている)、ほぼほぼ実家で療養していました。仕事用のMacBookも持ってきたので本当にずっと実家。といっても療養中の身なので仕事という仕事はあまりないのですが…。
一時はリフレッシュ入院(自分の意思で精神科へ入退院できる)も考えたのですが、自由を奪われほぼほぼベッドで寝たきりになることに月数十万円も払う意味はあるのか…?と思いやめました。リフレッシュ入院が必ずしも悪、というわけではないと思いますけどね。少なくともデジタルデトックスと規則正しい生活はできると思います。というかその2つができるだけでも大きなメリット。…でもそれって入院ではなくお寺へ修行しに行けばいいのでは?
という冗談はさておき、常に誰かの目があるというだけでも安心感があるというか、自分の精神状態がおかしくなっていないかを第三者がチェックしてくれる環境というのは非常にありがたいものです。一人暮らしをしているとなかなかそうはいきません。自分自身がおかしな方向へ向かっていても軌道修正してくれる人がいないんですよね。
***
少し話を戻して、精神状態がよろしくなくなってしまった原因の話をしましょう。答えはひとつ。薬を全く飲んでいなかったことです。12月の頭に引っ越しをしたのですが、非常にバタバタしていたので薬を飲み忘れることが増えていました。ところがどっこい、なんだか身体は元気だしとってもおしゃべり。引っ越したらしたいこともあれこれ浮かぶ。そうだ、家具もいっぱい買っちゃえ〜〜〜!
そうだね躁だね!(超てんちゃん)
どう考えても躁の症状です。またやらかしてしまいました。おそらくこれで三度目です。薬を飲み忘れて躁転していることを「元気になった!!」と勘違いしてしまうのです。これが本当に厄介。躁の始まりは同時に鬱の始まりでもあり、僕の場合何かのキッカケ(99%対人トラブル)があって初めて躁転していることに気づき、そこから極度の鬱へと切り替わります。極度の鬱なので何もできません。生ける屍です。ベッドにへばりついています。希死念慮マシマシ。この時期にAmazonのカートに練炭が追加される確率は85%くらい。実際行動に移す気力すらないので買ったことはないのがまだ救いでしょうか。
僕の場合境界性パーソナリティ障害(いわゆるボダ)も併発しているので、気分が不安定になると対人関係もものすごく不安定になりがちですし、感情の起伏も自分ではコントロールが効かなくなるほど激しくなることもあります。めちゃくちゃしんどいです。いや、本当はしんどいのは僕の機嫌ひとつに振り回されている周りの人達ですね…。巻き込んでしまった方々、本当に申し訳ありません…。
***
今回は今までの中でも相当に感情の起伏の激しさがひどく(体感では双極性障害の診断を初めて受けたときレベル)、「ああやっぱり自分は精神障害者なんだな〜」という現実を突きつけられ、どうしようもない気持ちになっていました。年始から何をやっているんだか。
かかりつけの先生、家族、周りの人、いろいろな人にリフレッシュ入院も含めた今後の過ごし方を相談した結果、休職して帰省していたときと同じように実家での療養を選んだわけではありますが、それはそれでまた新たなストレスになっているんですよね。穀潰しだなあとか、親に生かされてるだけの脛齧りだなあとか。そう思ってしまうわけです。「ボンボンって言われたくない!!」というプライドだけで親元を離れたくせに、結局は精神がズタボロになってノコノコUターンしてきて実家のお世話になっている現状の情けなさというか、やるせなさというか。
父親も僕の前では明るく振る舞いつつも、僕のいないところではかなり心配してくれているようですが、それが逆にプレッシャーになったり、罪悪感の原因になったり。決して悪気があるわけではないとわかっていますし、むしろ優しさだということもわかっています。「このキチガイが!」と邪険に扱われたり、「精神病なんて全部甘えだろ!」と言われたりしないだけ本当にありがたいと思っています。
そんなこんなで実家での療養を選んだわけではありますが、なんやかんやそれが原因で抱えるストレスもそれなりにあります。いっそのこと「俺は病人だぞ!!優しくしろ!!」くらい開き直れたらいいんでしょうけど、ここで開き直れるほど図太い人間だったらきっと精神疾患とは無縁でしょう。
***
先日27歳になりました。社会人になって5年、同じ会社に勤めていればそろそろちょっとした役職がついたり、部下ができたりする頃ですよね。そうでない人も積んだキャリアを武器に転職している頃ですよね。みんな立派に働いていてえらいなあ。
以前にも記事に書いたことがありますが、僕の幼少期は変に大人びていて、常に大人の顔色をうかがい、自分の意思に反してでも「この人はこういう回答を求めているんだろうな」という模範回答をするよう心掛けていました。例えば先生が「カラスは白い!」と言っていたら、「カラスはどう考えても黒だろ、でも白いと言っておけば波風が立たないし楽だ」と思うような子でした。なので集団に馴染むことはとても簡単でしたが、自分の意思は押し殺しているので、めちゃくちゃに負担がかかるんですよね。そういう生き方ばかりしてきたせいでこの癖が完全に染み付いてしまい、組織に属することがハチャメチャにストレスになってしまったわけです。あゝ社会不適合!
そうやって上に媚び諂って気に入られていくのもある種の処世術ですし、そのスキルを磨いていけばよかったものの、何故か大人になるにつれて謎の反骨精神というか、自我が芽生えるようになってしまい、最初は「はい!カラスは白いです!」と同調していたはずなのに、ストレスに耐えきれず「いやカラスは黒だろうが!!ウガー!!」と反論してしまうようになりました。周囲に馴染むことすらできない立派な社会不適合者の誕生です。
社不なら社不なりの生き方というのを模索した結果今のワークスタイルがあるわけですが、結局のところ親頼みなわけです。親の会社が潰れたらパァ。現に去年の5〜7月はそれで文字通り死にかけましたし。
後々父親の会社を継ぐのか?それとも開店休業状態の子会社を復活させて事業を拡大していくのか?と考えたときに、今はそのどちらでもない宙ぶらりんな状態になっているわけです。まだまだ何事も経験不足ですから、2代目社長になる気は全くないのですが、かといって自分で道を切り拓く度胸もアイデアも何もない。
じゃあまたサラリーマンに戻ったら?と思う瞬間もありますが、新卒で入った会社を2年弱で辞め、中退歴も休職歴もあるような精神障害者が果たしてどこに正社員として受け入れてもらえるのか。そもそもまともに組織の一員として働くことはできるのか。考えれば考えるほど絶望しかなく、かといって何か行動するわけでもなく、そこには「勝手に将来に絶望しているくせにベッドの上でウーウー唸っているだけの27歳社会不適合者」という現実だけが残ります。
***
Q.「なぜVtuberをやろうと思ったの?」
A.「みんなができることは苦手だったけど、みんなが苦手なことが得意だったから」
以前推しが回答していたマシュマロです。めちゃくちゃ好きな言葉であり、憧れでもあります。得意なことを武器に自分で道を切り拓き、その道で活躍する。なんてカッコいい生き方なんでしょう。
仮にもし僕がVtuberをやっていたとしても、「このコンテンツはあと何年持つんだろう」「今はこれで飯を食えていても数年後はどうするんだ?」と、余計なことばかり考えてしまうでしょう。現実もそうです。「この生き方のままだと親が死んだあとどうするんだ?」という不安が常に付き纏っています。しかし実際は何も行動せず、できず、ベッドの上で「なんとかしなくては!なんとかしなくては!」と喚くだけのバケモノ。ああ恐ろしい。
27歳。そろそろ人生の分岐点だと思います。行動しなければ何も始まらないのですが、その行動を起こすための気力を蓄える必要がある。そのためには精神疾患と向き合って、乗り越える必要がある。そのためには気力をーーー。と、堂々巡りになってしまっています。
まずは完璧主義をやめるところから。最初から100点を取れる人なんていない。5点でも10点でもいい。とにかく前へ。前へ進めなくても後ろに下がらなければそれでいい。なんなら後ろに下がってしまってもまた前へ進めばいい。でも決して途中で投げ出すことだけはしない。27歳はこれで生きていこうと思います。
目標その1:28歳までに10kg痩せる
→毎月1kg落とせば達成
目標その2:28歳までに50万円貯金
→毎月4万円ちょっと貯めれば達成
大きな目標だけ見ると「無理だろ!」と思うかもしれませんが、それを達成するための小さな目標を設定してみると「案外いけるのでは?」と思えます。目標は定量的であった方が分かりやすいのでこの2つを掲げましたが、本題はこのあと。
目標その3:穏やかな心で1年間過ごす
→感情の起伏を穏やかにする
目標その4:あまり将来を悲観しすぎない
→起きてもいないことをあれこれ考えても無駄
この2つは何をもって達成とするかは難しいところではありますが、28歳になったときに1年間を振り返って、少しでも「大人になったな」と思えたら達成なのではないでしょうか。とにかく心身ともに健康にならないことには何事も始まりません。メンタルを安定させる、痩せる、生活習慣を改善する。まずはここからだと思います。
目標その4はなんだかこの記事を書いている時点ですでに怪しい気もしますが、まだ27歳になって6日目なので(笑)それでは。