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【習慣獲得2/5】"ハッキリさせる"魔力

「いつかやろうは、ばか野郎。」
そんな言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

私は、"ハッキリさせる"ことの魔力を、そんな使い古された言葉にまとめるつもりは毛頭ありません。このルールは勉強に限らず、何についても当てはめることができる"魔法"であると、今でも新しい習慣を始めるときに感じています。

まずは資料のおさらいです。

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まずは、ここまでご覧になっていかがでしょうか。
「何となく理解はできるけど、どこか他人事に映っている。」
そんな方はいらっしゃいませんか?(毎記事書いています)

そうなっている方は、まず文章を読む姿勢を正していただく必要があるかと思います。他人事として捉えてしまうと、これ以降の文章の吸収率が低下し、時間が少し勿体無いので、一度深呼吸をして、現在の習慣にじっくりと当てはめて、比較しながら、再度イメージを持ってみてください。


先ほどよりも自分ごととしてイメージすることができましたでしょうか?

それでは、本題に移ります。

"ハッキリさせる"とは、「具体的にやることを決めておくこと」に他なりません。最も代表的な例が、朝一番や仕事中にto-doリストを作成して、やるべきことを具体的に列挙する行為です。

これを、勉強やご自身で打ち立てたい習慣に当てはめるだけです。
ここで注意したいのは、なるべく具体的に、その行動に入る直前には何も考えずにスッと行動に入れるくらい、明瞭に記載することです。

万能メモアプリ「notion」を使用して記載したto-do

これを、毎朝起きたタイミング、或いは前日の夜に記載しておいて朝読み返すだけで、何をやるのかが明確になり、次の行動に移りやすくことが実感いただけると思います。

資料にも記載している通り、"場所"や"トリガー"を決めておくと、より行動移行がスムーズになります。

行動トリガーを追記

これは大森の私見ですが、予め取り組む内容を具体的に決めておくことで、行動に入り込むまでのタイムロスや無駄な脳負担が減り、結果的にスマホやテレビ沼にハマってしまうことが減ると感じています。

例えば、"勉強したいとは思っているが、何をするかは決めていない"状態で仕事終わりの時間を迎えてしまうと、「一旦ソファに座って考えるか。」となってしまい、結局スマホやテレビの魅力的なコンテンツに引っ張られて1日を終えてしまいます。

これを回避するため、なるべく具体的に1日のプランを書き出し、切り替えのタイミングでは何も考えなくて済むよう、もっというと思考停止で機械的に次の行動に移ることが出来るよう、ハッキリさせることが重要です。

少し異なる観点で話をします。

実は大森は、2021年9月にキックボクシングジムに入会しました。その理由は「筋トレで筋肉を膨張させるだけでなく、素早く動ける身体でありたい。」となんとなーく思ったからです。

拾い画像。こんなに足は上がりません。

ただ恥ずかしながら、入会当初はちょこちょこ通っていたものの、11月以降は半年以上1回もジムに行かない日が続き、バカにならない月額費を垂れ流している状態でした。

そこで、Studyshipを創業する過程で「習慣獲得のルール」を纏めながら、少し原因を考えてみることにしました。

「なぜ筋トレのジムには通い続けられるのに、キックボクシングは続けられないのか?」私は、「目標や積み上げを定量化できないから、成長の実感が湧かず、やる気が出ないのでは。」と考え至りました。

筋トレでは、「最大重量を100kgまで高めよう」「今日はこの種目を30kgで10回3セットこなすぞ!」などと毎日の積み上げを定量化できる一方で、キックボクシングではそれが出来ておらず、「シャドーボクシングとミットうちを疲れるまでやったら帰るか。」などという曖昧加減でした。
(痛いのは嫌いなので、試合に出たいとは現状あまり思っていません。)

これを、少し改善してみました。(少しどころではありません)

◆入ったらまずシャドーボクシングを3分×2ラウンド
 1ラウンド目はジャブとストレートのみ
 2ラウンド目からフックとアッパーを織り交ぜる
◆次に、サンドバッグを3-4ラウンド
 1ラウンド目はジャブとストレートのみ
 2ラウンド目はキックのみ。右左10本打ちをそれぞれ2回から
 3ラウンド目はフックとアッパー、キックも入れる
 4ラウンド目は1-3で最も動きがスムーズにいかない種目をメインに
◆次に、ミット打ちを2ラウンド
 これはトレーナーが付くので無心で倒れるまでやる
◆最後に、サンドバッグを2ラウンド
 ミット打ちで最もしっくりこなかった部分に集中して2ラウンド
終了

2022/11時点のメニュー

こうすることで、「行って何しよう」と考えることも無くなれば、同じメニューを日々こなすことで、各ラウンドにおける成長を垣間見ることができるようになりました。

飽きてきた場合に新しいメニューを取り入れるのは有効だと思いますが、ここでもベースのメニューをハッキリさせておくことの重要性を再認識することができました。

話を勉強習慣に戻します。

学習目標を掲げるほとんど全ての社会人は、
・仕事前に早起きして勉強時間を確保する
・仕事終わりに切り替えて勉強時間を確保する
このどちらかか、或いは両方を強いられることになります。
休日のみの努力で得られるような目標は少数派だと思います。

ご自身の日常が、誰かの魔法によって変わることはありません。
待っているだけ時間の無駄であり、人生で残された時間が無常に減っていくのみです。

まずは成し遂げたい目標から逆算し、必要だと思う(後で変更しても構わない)勉強時間を設定し、日々のto-doに細かく具体的に落とし込んでください。

ご自身だけでやり切れないという方は、周囲の仲間やStudyshipのコーチに約束事としてハッキリさせたことを宣言してください。自身に良いプレッシャーをかけてまずは少しでも行動する癖を身につけていきましょう。

また、この"ハッキリさせる"に限らず、他の"魅力的にする"などのルールも含めて「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」を自身で見つめ直し、要因分析し、改善を続けていくことで、真の習慣力は身についていきます。

Studyship Personalでは、いつでもあなたの熱意を受け止める準備が整っています。習慣化できない自分と訣別したい方、もっともっと行動にスパートをかけたい方、お待ちしております。

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https://line.me/R/ti/p/@354rwmjt?oat__id=1483211

以上、Studyshipマガジンでした。
次回は「"簡単にする"を舐めるな」についてお届けします。

Studyship 代表 大森


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