ニューグローバル化学基礎|第8章 酸化還元反応|応用問題122(2)
【問題】化学的酸素要求量(COD)とは、水中に存在する被酸化性物質(主として有機物やFe2+、NO2- など)を一定の条件で酸化分解するときに消費される酸化剤の質量を、それに相当する酸素の質量で表したもので、水質汚染の状態を知る1つの重要な指標とされている。CODの単位は、試料水 1 L あたりの酸素消費量 (mg) で表される。分子量:O2=32.0, C6H1206=180
(1)略)
(2)ある河川で採取した試料水 200 mL に希硫酸を加えて酸性とした。ここへ、一定過剰量の過マンガン酸カリウムを加えて 30 分間煮沸すると、試料水中の被酸化性物質は酸化され、0.00500 mol/L 過マンガン酸カリウム水溶液が 4.85 mL 消費された。また、200 mL の精製水についても同じ方法で試験(空試験という)したところ、0.05 mL が消費された。以上のことから、この試料水の COD の実測値を計算せよ。
【解答】このあとのファイルをダウンロードしてください。途中の計算も書いてあります。
もしお役に立ちましたら、記事の購入をお願いしますm(_ _)m
ここから先は
0字
¥ 100