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商品間の価格感度

ROBERT L. PHILLIPS著「PRICING AND REVENUE OPTIMIZATION」を読みながら、価格戦略上、私にとって重要な気づきをメモしています。本の要約等ではないのでご注意ください

PRICING AND REVENUE OPTIMIZATION, ROBERT L. PHILLIPS

販売者が複数の商品を取り扱っている場合に考えるべきことが、商品間の価格感度である。1商品の価格変更が、他商品の需要にいかに影響するかである。1商品の価格を下げたときに、当該商品だけでなく他の商品の需要も延ばした時、それらの商品は補完関係の商品といえる。
   補完商品の例|ホットドッグのパンと中身

1商品の価格を下げたときに、当該商品の需要は伸びるが、それに伴って需要が落ちた商品は代替品といえる。
   代替品の例|ペプシとコーラ

1商品の価格変更によって、他商品の需要が影響を受けない場合、それらは独立した関係にあるといえる。

補完関係・代替関係について、大学の講義ではちゃんと解説されていたのに、現実問題として、競合他社や強豪との比較にばかり目が行っていて、自社顧客の視点とずれていたのでは? 今、販売している商品で、この商品がこの価格なら、あちらを買うという代替関係になる商品は確実にあるけれど、それらの商品の管轄部署が異なる場合、部署間で価格の方向性や、代替関係を整理したことがなかったので、ハッとして、メモしました。



PRICING AND REVENUE OPTIMIZATION 2nd edition
- CONTENTS -
Background and Introduction
Introduction to Pricing and Revenue Optimization
Basic Price Optimization
Price Differentiation
Pricing with Constrained Supply
Revenue Management
Capacity Allocation
Network Management
Markdown Management
Customized Pricing
Pricing and Revenue Optimization and Customer Acceptance
Optimization
Probability
Bibliography
Index

PRICING AND REVENUE OPTIMIZATION, ROBERT L. PHILLIPS

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