TRIBE NINE (プレイ感想/作品分析)
■ クリエイターについて
ご存じの方は多いかと思いますが、絵柄からも分かる通り、
これは Too Kyo Games さんが携わっている時点で、
ダンガンロンパや
超探偵事件簿 レインコードの
生みの親でもある、小高和剛さんの作品だと思われます。
そして・・・
キャラクターデザインは名言されていませんが、多分、小松崎類さん。
音楽はアニメ「TRIBE NINE」もそうだったので、多分、高田雅史さんです。
小高さんの世界観、小松さんの絵のもつ陰鬱さ、
高田さんの穏やかながらも不穏さを感じるメロディーが、
相変わらずの素晴らしいハーモニーを作り出していました。
■ 作品について
TRIBE NINE は 4年前に・・・
https://www.youtube.com/watch?v=BYmiVn3G4UM
コンセプトムービーが公開されてから・・・
アニメにもなっている作品です。
最初からマルチ展開を想定の上で開発されたIPだと思われます。
■ ゲームのストーリー
ネタバレは当然したくないので、当たり障りのない内容となりますが・・・
記憶を失った主人公と共に、
XB(エクストリーム・ベイスボール)というスポーツが
全ての決定権を持つネオトーキョー国を
世界の征服者から解放するという物語です。
■ ゲームの流れ
死にゲー×アクションRPG と自称しているように、基本的な流れは・・・
① ガチャを引き、キャラやステータスアップするテンションカードを集め
② パーティー編成・カード編成し
③ フィールドに出て・・・
④ キャラのレベル上げ・能力解放・テンションカードの強化
と、普通のRPGのあまり感じは変わらない感じでした。
■ 難易度
死にゲー×アクションRPG と自称するように、
以下の結果を見ても難易度は高めだと思います。
現在βテストしているのは、
こういう所の調整を見極めるためなのは明白なので、
難易度に不安のある方も、まだ結論を出すのは早いので、
正式リリースを楽しみに待ちましょう。
■ アートワーク
一言で言えば、小松崎類さんとしまどりるさんのコンビが好きなら、
プレイして全く損はないでしょう。
コンセプトアートは↑の画像にあるように、素晴らしい出来ですし・・・
共に、見ていただける通り、国内のソシャゲの中でも、
かなりクオリティーが高い方だと思います。
■ UI
シンプルにまとめられているので、特に違和感を感じることはないです。
コントローラー操作にも上手く対応しており、
コントローラー派の私としては、嬉しい限りです。
あえて小さな点を指摘すると・・・
機能の重複があり、ちょっとだけモヤっとしました。
移動画面にも、もっとも活用する機能を瞬時に開けるよう、
アイコンを表示している意図は分かるのですが・・・
2重に機能立ち上げのアイコンがあり、
綺麗にまとまってない感じはしました。
■ 総評
小高さんたちの信者であることを差し置いても・・・
ストーリー除いても各要素のクオリティーが極めて高いです。
同じ行動を取っても複数のボイスがあったりと、
細かいこだわりも色々な要素に見受けられ、
凄く力を入れて作ったことがびんびんと伝わってきますので、
是非偏見なく、一度は触ってみて欲しいタイトルです!
■ 余談 - アニメ「TRIBE NINE」との関係性
ゲームはアニメの2年後という設定らしいのですが・・・
開発は見てなくても良いと言いますし、
個人的にも見なくても良いと思います。
何故なら・・・
アニメは12話に無理矢理色々と詰め込んだような内容なので、
個人的には、大きく3点だけ気にしてれば良いのかと思っています。
① 神谷に何があった
(昔のキャラデザ https://archive.tribenine.tokyo/character/kamiya-shun/)
↑のコンセプトムービーでもアニメでも中心にいた神谷、
今回の登場は悪役みたいな感じで出てきます。
(名言されていませんが、CV:石田彰さんなので、多分神谷なのでしょう)
② アニメの準主役的なポジションの青山の左腕
(昔のキャラデザ https://archive.tribenine.tokyo/character/aoyama-kazuki/)
アニメで青山は左腕を怪我しているキャラでした。
③ そもそもアニメの主要キャラたちがほとんどいない
(アニメのキャラたち https://archive.tribenine.tokyo/character/)
多分、こういうことも含めてですが・・・
自然と説明されていくと思うので、
アニメは見なくても良いと思います。
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