成体脳で神経幹細胞を発見
こんばんは。
またまた体調崩したので、今日は短めに…。
記事のストックは、まだ書けていおらず…。(´;ω;`)
「神経幹細胞の発見」というお話です。
こちらのプレスリリースからの紹介です。
今まで存在を確認できていなかった、延髄に神経幹細胞が存在することを発見した
という内容です。
神経幹細胞って?
幹細胞というのは、「からだの組織や臓器のもとになるもの」です。
なので、神経幹細胞というのは、その名の通り神経のもとになるものです。
幹細胞にはES細胞、iPS細胞、体性幹細胞(組織幹細胞)があります。
今回のメインとなる神経幹細胞とは、体性幹細胞の一種になります。
引用元:https://acell-clinic.com/rebirth/about.html
この神経幹細胞は、人を含めた哺乳類動物の成体脳、つまり成長して発達した脳には存在しないもの考えられていました。
そのため脳などの中枢神経は回復しないものとして、考えられていましたが、近年の研究では、成体脳でも神経幹細胞の存在が証明されています。
今回の研究で、延髄において新しい神経幹細胞が存在することを発見しました。
神経幹細胞が見つかるとどうなる?
神経幹細胞が延髄、つまり脳の一部で見つかったとなると、脳の機能の改善につながると考えられています。
神経幹細胞は脳の機能維持以外にも、その異常が脳疾病発症の原因であることや、脳損傷部位への修復・再生に関与することも明らかになっています。
つまり、神経幹細胞のはたらきを利用して、様々な脳の病気に対する新しい治療法の確立が期待されます。
今回は延髄の中に神経幹細胞が見つかったので、呼吸や循環、消化などの生命維持に不可欠な機能を持つ延髄の機能を改善・回復させる新しい治療法が期待できます。
いつの日か脳神経を回復させる神経幹細胞が見つかって、脳の機能修復などを行う治療法ができそうですね。
ちょっと今日は短いですが、以上とさせていただきます💦
最後までお読みくださりありがとうございましたー。
【おまけ】
こんな活動を続けていると、興味のある分野が出てきて大変(笑)
医学や脳科学、宇宙とかをメインで紹介していきたい。