終わらなかった…

こんばんは。

今日は「終わらなかった…」というお話です。

土曜日ということで、久しぶりの研究紹介をしたかったのですが、編集が終わらず途中で断念しました…。


ちなみにこちらのプレスリリースより紹介しようと思ってました。


なので今日はできたところまでで紹介します。

コケイン症候群を引き起こす原因を特定したよ

コケイン症候群とは、DNAの修復メカニズムが機能されないことによって生じる病気のことで、難病指定されています。

以下、下の図を参考に説明していきます。

DNAの修復メカニズム完

DNAは紫外線や化学薬品によって、ダメージを受けます。

すると、このDNAの損傷を修復するために、DNA修復酵素がはたらき、DNAを修復します。

もしDNAに傷が残っているままだと、転写(遺伝子情報のコピー)を行う際にちゃんとコピーされなくなります

DNAは細胞をつくるもととなりますが、人の細胞は絶えず変化を続けますので、転写がちゃんと行われなくなると正常な細胞を生み出せなくなってしまいます。

そのため、転写の際にはこのダメージを負った部分をうまく対処して、必要な情報だけ転写する方法が行われます。

これを

転写共役型ヌクレオチド除去修復(transcription-coupled repair, TCR)

といいます。長いのでここからはTCR反応と呼びます。

このTCR反応によって、DNAの再生を行い健康な細胞を作ってくれます。


しかし、生まれつきTCR反応が起こらず、DNAがダメージを負ったままになり、死んだ細胞がそのまま残り続ける病気があります。

それが『コケイン症候群』です。

この病気は小頭症や発育異常、早期老化、難聴、神経変性などの病気を引き起こします。

そして、その原因となるTCR反応がなぜ起こらないのか、今回の研究結果が出るまで分かりませんでした。


この研究によって、TCR反応が起こらない原因物質は「ユビキチン」というたんぱく質の一種であることが分かりました。

TCR反応が行われるためには、RNA合成酵素という物質と、「ユビキチン」が結合される必要があり、この結合がないとDNAの修復が起こらないとのことです。

今後は「どうしてユビキチンが結合されないのか?」という疑問に答えることができたら、コケイン症候群に有用な治療法が開発されるのではないかと思われます。


といった感じの内容になります。

本当は実験内容や実験結果についても図解したかったのですが、いかんせんペイントツールの使い方が分からず断念しました(´;ω;`)


正直舐めてた

「ぶっちゃけ図解作るだけならそんなに時間かかんないよねー( ´∀` )」

と思っていたのですが、一番最初にある画像を作るのに5時間くらいかかりました(遅っ!)。

というのも、kritaというツールを使って作ったのですが、マニュアル読んでも欲しい情報書いてねぇし、検索結果には全然ヒットしねぇしでめちゃくちゃ分かりずらかったです。

技術情報が全然出てこなかったので、ツールの選び方は大事ですね。

でもkrita自体は結構いいツールでした。画像の貼り付けができないことを除けば


次回は一週間ちょっとずつ時間をかけて作っていこうと思います。

そうなると、必然的に情報の鮮度が落ちるけど、今は仕方ないと諦めます。


それでは本日は以上となります。

最後までお読みくださりありがとうございましたー。

【おまけ】
本当なら午前中に終わらせて、午後はVRの開発をやろうとしたのですが、起きたら午後2時でした。
ワロタ…

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