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[カナダ社会人日記]#8 Unconscious Bias~無意識な偏見を捨てる方法~

さて、最近日本でも有名なUnconscious Bias、日本語では「無意識バイアス」として知られています。今回は、海外では、どのように捉えられているのかを書いていきます。

日本では、外資系企業が社内環境を変える為に、「ダイバーシティ&インクルージョン」の名のもとに、この言葉が広められている気がします。

日本でも、無意識的に自分が刷り込まれている常識に「疑問」を持つ事が増えてきたと思います。これは人類の性質だと思っていて、親世代の常識が子供に通用しないような事です。よく言う「時代とともに…」です。

実は中学校の時から、このUnconscious Biasによく気づく子供でした。なので、よく「普通でしょ」、「普通にさ~」、「普通だろ」とかに
違和感だけをめちゃめちゃ感じてました。<ーこれどうやって捉えられてるのかな(笑)

さて、時は経て、大学生になっても、いくら帰国子女とは言っても、根にあるのは「」になるので、日本人的な無意識な偏見に気づくことがよくあります。これはなくなるものではないのですが、いつ気づくのか!が、改善方法へと繋がります。

ここから先を読む前に…

Unconscious Biasとは特に悪い事ではありません。ただ、「知らなかった」「気づいてなかった」程度の事です。今回はその悪い側面に絞って書いていきます。

カナダでも、特に良い事もあれば、悪いこともあると言われてます。社内研修でも、そんな感じで言われてましたね。ただ、問題になっているのは悪い事に作用してしまっている事があるという事です。

データとして出されるのは、裁判にかけられた受刑者のうち、黒人の方が白人より重い刑罰が、統計的にかけられている事だったり、同じ罪を犯しても黒人の方が捕まる確率が高いとか…「同じ観点で公平に見れてない」ことの要因として無自覚バイアスがあげられています。

他にも「障碍者と知ると、余計に優しくしてしまう」とかは、僕が高校生の時に感じた無自覚バイアスの1つです。

ここからは、僕が自分のUnconscious Biasに気づく時の話しです。
大きく分けて2パターンです。

①相手にイライラした際、理由に文化が考えられる事

まぁ例を挙げると、バスが来なくてイライラして、「これだからカナダ人は!」とか思った事ありますが、実際は日本が正確過ぎて、それが無意識の内に「常識化」されてたわけですね(笑)

仕事はまじめにやるものだ!とか、食事の時間とか、わりと文化圏でだいぶ違いがでます。そして、僕はほとんどの場合は「日本で一般的に行われたことをカナダで求めている」という事になります。

カナダ5年目になりますが、まだまだイライラすることありますよ(笑)こないだスーパーに行った際に、炭酸ジュースを箱で買って、店員さんがピッ!とした後に、炭酸ジュースをカゴに、ボンッ!て投げたわけですよ(笑)めっちゃイライラしましたよ(笑)

②自分の行動/発言と周りの温度差がある事

常識とは、18歳までに蓄えた偏見である

アインシュタイン

と、あの天下のアインシュタインが言うように基本的に18歳に日本の高校を卒業した僕の常識は「日本で得た偏見」です。これ結構いい面もあったりして…

人の家に行ったら、行儀よくする!とか、使った宿は来た時より綺麗にする!とか、修学旅行とかでよく聞きませんでした?
これしてるとすぐに色んな人に好かれて、家に呼ばれます。

逆に、日本では一般的な行動を取っても、現地の人と乖離が発生します。例えば、

捨てる方法とは?

これは僕なりのやり方です。いつも日記をつけているので、「日記にひたすら書いて、たまに見る」だけです。ただ、書くときに気を付けている事が3つあります。

書く時には…
①違和感を感じたシチュエーションを書く
②自覚していなかった自分の偏見を書く
③なぜ自覚できていなかったのかの理由を書く

の3つです。多分これを書いている時に行動として直すことは多分不可能です。理由は18年間の偏見を、一瞬で直せるとは思ってません。

大切なのは「無自覚な偏見を自覚する事」だと思っているので、自覚した時点で、ちょっと成長したんじゃね?と誉める事もついでにしています。さて、ここまで書きましたが、無自覚の偏見ありますか?

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