見出し画像

漢検2級2週間で一発合格プログラム


1 「結論」2週間で合格は可能!!

 「資格試験に限らず勉強は積み重ねが大切!」こう言われることが
 多いと感じる。
 しかし、徹底的な無駄の排除と効率化で200点中186点の高得点で
 最短合格することができた。今回はそんな学習法を公開していきたい。


 ■漢検2級受験時のスペック
 ・高校2年生春休み(部活があったため午後の時間を活用)
 ・一日3~4時間の学習(起床後30分・午後3時間・就寝前30分)

2 合格したければ”これ”を買え!

合格に必要な参考書は1冊のみである。それは、
「旺文社 分野別 漢検でる順問題集2級」だ。


この本は、試験に出る確率の高いものからランク付けされており、出る順
A~Cまである。およそ200ページもある参考書だが、徹底した無駄の排除と効率化で半分ほどの学習で合格点を超えてしまう。その方法は次の章で徹底解説する。

3 最短合格への取捨選択

出る順A~Cまである参考書を全て覚えることができれば満点合格も夢ではない。しかし、我々には時間がないのである。そこで問題の取捨選択を行い確実に出そうな部分を何度も行う学習法にする。その為には、配点を知ることが大切である。2級では以下のような配点となっている。
学習法としては、最低でもA、B問題ともに3周は行い自身の得意、不得意を区別する作業が必要である。そしてその作業終了後、苦手単元を繰り返し行うのがポイントだ。
おすすめは、寝る前に暗記したいものを学習し、起床後にその確認のためのテストを行う。そしてそこで覚えられなかったものを昼間に覚えると効率的な学習が行える。

【200点満点中の各問題の配点区分】
・読み      30点 (1点×30問)
・部首      10点 (1点×10問)
・熟語の構成   20点 (2点×10問)
四字熟語    30点 (2点×15問)
・対義語、類義語 20点 (2点×10点)
・同音、同訓異字 20点 (2点×10点)

・誤字訂正    10点 (2点×5問)
・送りがな    10点 (2点×5問)
・書き取り    50点 (2点×25点)

4 重点的に学習する項目

3項で書いたとおりの学習の他に、漢検で大きな障壁となるものが黒太文字で示した、四字熟語対義語、類義語同音、同訓異字書き取りである。
この単元は学習した知識がないと解けないものが多くあり、配点や問題数も高くなっている。その為この単元を制する者が合格をつかむといっても過言ではない。
対策では、とにかくこの単元の問題に触れる回数を増やし、未学習や分からない単語を極限まで減らすことだ。時間が本当にないという人は、この単元のみ重点的に学習してもいいと思う。

5 まとめ

■学習のポイントは2つのみ
1.自分の苦手な単元を把握する
2.重点的に学習する項目を何回解く

最後に、私が受験した際の感覚では、本参考書にある、出る順C問題や新課程の問題等は、出ても数問という感じだった。その為、A,B問題を十分に対策することで余裕を持った合格が可能になると考える。
これを参考に合格に向けて頑張ってもらいたい!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?