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英語学習に文法は必要ない?

こんにちは!Study_soleです。今回は、英語の学習方法について書こうと思います。

1. 自己紹介

その前に、わたしの自己紹介をします。
日本生まれ日本育ちですが、TOEIC980点を取っており、オンライン英会話で講師をしています。大学時代に1年間イギリスに留学しましたが、その留学前にTOEFL90点を取りました。なので、留学に行った時点でもうほとんど英語はペラペラな状態だったと思います。

2. 文法を学ぶ意義

ではなぜ、日本のごく普通の教育を受けてきたわたしがここまで英語が喋れるようになったのか?
それは、中学高校の英語の文法が完璧だったからです

よく日本の英語教育は意味がないだとか、文法を学ぶことに意味がないだとかいいますよね?あれは本当なのでしょうか?
ヨーロッパ諸国の英語教育と比べて、日本の英語教育における文法の重要度は高くなっています。ですが、それには理由があるように思います。
ヨーロッパの言語は基本的に英語と文法が酷似しているのでわざわざ学び直す必要がないのです。
もちろん細かい点で違う部分は多々ありますが、日本のように文の構造から語順までごっそり違うということはありません。感覚的には、英語を少し難しくした言語がフランス語やスペイン語といったところでしょうか。ですから、彼らは日本人ほど文法を勉強しなくてもある程度わかるのです。
ですが、日本語はかなり構造が異なるため、日本人にとっては文法を学ぶことは必須となります。
このようにスタートラインに差があることを念頭に置く必要があります。

3. どうして文法がわかると効率的に英語の勉強ができるのか?

よく聞いているだけで、又は話しているだけで英語が話せるようになる!といいますよね?あれはまだ言語習得段階にある子どもが外国に移住などして日常的に英語にふれることとなる場合に限ると思います。
日本に住んでいる大人が、日常的に英語にふれないにも関わらず、感覚のみで英語を習得するのは不可能に近く、できたとしてもとても非効率です。

たとえば、理論である文法を理解していないとなると
I have an apple.
I like a watermelon.
という2つの文の類似性や文のルールがわからないこととなるので、この2つの文を全くの別物として覚えなければなりません。きっと丸暗記することになると思います。
でも実際は文法上、この2つには第3文型であるという同じ特徴があり、主語・動詞・目的語が並べられている文となっています。このように文法がわかると効率的に英語の学習ができるのです。

もちろん、スピーキングやリスニングの練習もとても大切です。英語は言語なので、コミュニケーションが取れなければ意味がありません。
ですが、何を話せるか及び聞けるかのレベルは文法の理解度によって変わってきます。コミュニケーションのレベルを上げたければ、文法を勉強することは効率のいい学習法だと思います。

#英語がすき

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