緑チャートで共通テスト攻略!評判&レベル/難易度&使い方
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チャート式数学には色々なレベルがありますが、緑チャートはややなじみが薄いかもしれません。
青チャートや黄チャート、白チャートと比べてどのような参考書なのでしょうか。
ここでは「緑チャートのレベル」「正しい使い方」の2点を、講師が詳しくお伝えしていきます!
★この記事の信頼性
→筆者は偏差値40ほどから早稲田大学に合格し、受験の講師として長年、受験や英語を研究しています。緑チャートを手元に用意して、中身を見ながら解説していきます!
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緑チャートのレベル
緑チャートは表紙にも書かれている通り、「共通テスト(旧センター試験)」レベルの参考書。
緑チャートを完璧に取り組めば、共通テストで8割ほどの得点を取れるようになるでしょう。
「共通テストレベルの問題を解くための参考書」なので、偏差値でいえば50以上は最低でも必要になります。
白チャートの方が難易度は易しいので、緑チャートが難しいと感じた場合は、白チャートで基礎を固めましょう。
白チャートも難しい場合は、易しい参考書で数学の基礎を固めてから、問題を解くようにしてください。
一方で共通テストで9割以上を目指している、もしくは満点を狙っている人にとっては、やや到達レベルとしては足りません。
緑チャートが終わったらもう1ランク上の問題集へ進む、たくさん共通テストの問題を解くなどして、補強してください。
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緑チャートの使い方
緑チャートを解くうえで最も大切なのは、「例文を完璧に固める」こと。
例文は緑チャートの中で最も重要な部分で、ここを完璧にすることで、偏差値や共通テストの得点も目に見えて伸びていきます。
多くの問題が収録されていますが、全てをまんべんなく勉強するよりも、例文に特に力を入れた方が、力は伸びやすいです。
問題を解く際には必ず、ノートに途中式も全て書き出してください。
式まで全て書き出していかないと、どの部分にミスがあるかわかりにくくなってしまいますし、記述式の問題にも対応できません。
緑チャートには「各分野の要点のまとめ」がないので、分野の理解ができていないようであれば、数学の根本を学べる参考書に戻ってから、問題を解きなおしましょう。
ミスした問題を復習
緑チャートにはたくさんの問題が収録されているので、2周も3周も解いている余裕はないでしょう。
ミスした問題には必ずバツ印をつけておいて、ミスしたことが明確にわかるようにしておいてください。
2周目以降はミスした問題だけを徹底的に復習して、弱点を補強していきます。
「解けない問題を解けるようにする」ことで初めて成績が伸びるわけで、正解した問題を何周も解いても、あまり意味がありません。
全ての例題をきちんと解けるようになったら、実践問題などへとステップアップしていきましょう。
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緑チャートが終わったら
緑チャートが終わったら一番にやるべきことは、センター試験や共通テストの過去問を解くこと。
時間を測定したうえで、入試と同じ条件のもとで解いて、どれくらい得点できるかを確認してください。
8割以上取れるようになるまでは、次の参考書へ進むよりも、弱点の補強に集中しましょう。
ミスが集中する分野があれば、その分野を復習します。
スピードが遅いようであれば、時間を意識したうえでたくさん問題を解き、速く解けるようにしましょう。
共通テストで8割ほど取れるようになれば、偏差値も60程度になり、数学に対しての自信もついてくるはずです。
MARCHや関関同立、地方国公立レベルの数学であれば、解ける問題もかなり増えているでしょう。
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緑チャートまとめ
それでは最後に、ここまでお伝えした内容を復習しましょう。
緑チャートは共通テストレベルの問題が多く収録されていて、しっかりと取り組めば共通テストで8割ほど取れる実力が身に付きます。
一方で基礎が固まっていないと問題を解くことができないので、難しいと感じたら、易しい参考書に戻ってください。
例題を完璧にすることが何よりも大切なので、ミスした問題は徹底的に解きなおして、同じミスをしないようにしましょう。
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