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わくわくわんぱく干支絵皿

干支絵皿。今回も無事に商品ページの公開ができました。最初のイメージ画をブログに投稿したのが6月でした。それからあっという間に夏が過ぎ、秋かと思ったら冬並みに寒くなったり、夏が戻ってきたような暑さになったり…。その間にデザインも当初とはだいぶ変わりました。
今回はそんな紆余曲折を書いていこうと思います。

最初のイメージはこれ、

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サーカスでした。設定は「なかなかチケットの取れない人気のうさぎのサーカスが、特別にあなたのお家にやってきて、お正月のテーブルの上で素敵なショーを披露してくれます!」というものでした。

前回の寅の陶芸おじさんが渋い感じだったので、今回はカラフルにやってみよう。となり、サーカスの設定を思いつきました。

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ミーティングを行い、もっとお正月らしさを出せないかという事で、うーん。お正月といえば昔よくテレビで見ていた傘回しとかあったなぁとか思ったりして、うさぎに和服を着せ、傘回しやお手玉をさせたりした物をサンプルで作ってみました。服は和紙染めをやったり、色呉須だけで描いてみたり…。シシマイならぬウサマイを登場させたり(これは絵の具のムラでなんか怖くなった)色々やってみました。

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色々スケッチも描きました。コミカルなうさぎやらリアルなうさぎやら…。ギリギリまでウサマイを推している(笑)。でもなんだかしっくりこない。迷路に迷い込みました。そしてある日、作業中の会話でミリアムさんから

「前回の寅の陶芸おじさんの所にうさぎちゃんがお手伝いに行ったらどうなるかな?」との一言。
この一言が展開をスピードアップさせました。

大事な作品を皿回し芸に使ったり、壺で馬跳びしたり、生地も大事に運ばないし、勝手に作品を売りに街に出掛けたり、土でお人形作ったり、釉薬のバケツで水浴びもしちゃうかもしれない。

頭の中でうさぎ達が暴れ始めました。サーカスの設定がほんのり残っているのもポイント。

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これを染付で描いたらどうなる…?と描いてみたのが

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これです。だいぶ完成形に近づいてきました!

豆皿の細部もちょっと変えてみようか?としのぎ(縁の彫り)を入れたり、縁にサビを塗ってみたりもしてみました。

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この中からシンプルな縁サビのデザインと、皿回し、生地運び、馬跳びのうさぎが選ばれました。

そして最終的な商品サンプルを作り、商品公開まで辿り着きました。

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去年の寅おじさんよりもたくさん紆余曲折したような気がする(笑)。手の掛かるうさぎ達でした。果たして寅おじさん達の手助けにはなったのでしょうか?

…という裏話もありつつ、皿は完成しました。

前回は限定30セットで抽選販売だった為、「欲しかったけど手に入れられませんでした」とのコメントをいくつかいただきました。そこもどうにかしたいとの考えがずっとありました。

そこで今回は限定数は設けないこととしました。予約をすれば必ず手に入ります。頑張って描きますので、是非チェックしてみてください。

✳︎YUI

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