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本好きの為のホテル箱根本箱①
みなさんこんにちは。野村です。
今回は前回と変わって、オススメスポット紹介です。
といってもかなり変わっていて、最高の場所となります。
それはブックラバーの為のホテル「箱根本箱」です。箱根本箱について2回に渡って書きたいと思いますので、良ければ見てください。
箱根本箱のホームページはこちら→ http://hakonehonbako.com
誕生日プレゼント
突然ですが僕は8/11が誕生日です。
毎年夫婦で誕生日プレゼントを渡しあっているのですが、今年どうしようという話になり、個人的にそこまで物欲が無いので、困っていました。
そこで妻からの提案で、「どこか1人旅でもしてきたら?」
確かに!
今1番欲しいのは時間でした。
最近は特に本を買っても読む時間が作れなくて、インプットができていなかったので、それは助かるということで、提案に乗る形で1人旅をすることに。
と言っても、この段階では、そこそこ嬉しいくらいで、別に旅行が趣味でもないし、なんならちょっと準備するのが面倒だという気持ちもありました。
とはいえ、実際の誕生日は夏休みということもあり、お店も忙しくなるので、行くなら夏休み前しかないということで、急いで予定を立てることに。
僕は元々、本や本屋や図書館などが好きなのと、子どもが一緒だと行けないところで、本が沢山あるブックホテルに泊まってみることに。
日本中に色々あるブックホテルの中でも、ゆっくり落ち着けそうで、そこまで遠くない場所ということで、箱根にある「箱根本箱」というホテルに行くことにしました。
いざ出発
いよいよ出発の日にちが近づいてくるにつれて不安が。
1人での長距離運転の経験が初めてなのと(約3時間半)、仕事をある程度片付けていかないと心配ということもあって、出発まではスカッと旅行に気持ちが向いていません。
今回はブックホテルということもあって、アーリーチェックインで14:00からレイトチェックアウト12:00まで、どこかに観光するでもなく、ホテルでゆっくりしようと決めていました。
なので10:00に「行ってくるわ〜」と言ってフワッと出発。
心配だった長距離運転はというと、1人ということもあってダウンロードしていたネットラジオを聞きながら運転するのもなかなか悪くない。そこまで苦労することもなくスイスイ運転できました。
特に新東名は道幅も広いし、車も少なく、景色も良かったので、運転嫌いな僕にとっては嬉しい誤算。
途中止まったのは静岡SAだけ
高速を降りたら30分〜1時間程山道が続きます。
山道の運転自体、今までは好きではありませんでしたが、1人で天気のいい日の山道の運転がこれまた気持ちがいい。
ストレス発散にドライブする人の気持ちが少しわかりました。
新緑に囲まれての運転は気持ちがいい
ホテルに到着
箱根の山道をクネクネ走っていくと、周りはホテルや旅館だらけ。
オシャレなお店も沢山あって、目移りするくらい素敵な場所でした。
そんなこんなでナビの指すGの場所に着くも、入り口がわからなくてウロウロ。
なんとか駐車場を見つけても、外観は古いホテルにしか見えない。
大丈夫かな?と思いつつ、車を停めるとスタッフさんがお出迎えに来てくれました。
スタッフさんとお話ししつつ、ホテルの建物の入り口に着くと「?」入り口がありません。
厳密にいうと、入り口の自動ドアはあるけど、その先は木の壁です。
「これってなんですか?」とスタッフさんに聞くとニコニコした表情で「どうぞお進みください」と言われるだけ。
それならばと進むと、自動ドアが開くと、その先の木の壁も左右にガバッと開きます。そのさきに広がるのはホームページに載っている大きい本棚のある、吹き抜けのエントランス。
もうこの演出と、この空間に、絶対このホテルはいいもので、ここの体験は最高のものになると確信しました。
自動ドアの向こうは壁
ドアが開いたら広がる本に包まれた空間
この見渡す限りの物体を「本棚」と表現しましたが、厳密にいうと本棚ではありません。
本棚でもあり、壁でもあり、通路でもあり、読書スペースでもあり、隠れ家でもあり。
本=本棚に収まるものという意味では、このホテルはそこら中に本があります。
本棚=本を収める場所というには、中にイスがあってそこで本を読めたり、中にも本があったり。
うまく表現できませんが、すごい世界観が広がる中で、一旦受付をすることに。
今回はコロナということもあって、夕食も朝食も、部屋の中で済ませるお一人様用プラン。
ひとしきりその説明を受けます。
部屋に入ると最高のロケーションが拡がります。
こんな場所で本を読みふけるなんて贅沢していいんですか???
部屋のインテリアも木とコンクリ打ちっぱなしですごくシンプルでキレイ。
何より、部屋の中にはテレビととけいがありません。
聞こえてくるのは鳥の鳴き声や、虫の鳴き声だけ。
最高の体験を予感させます。
今回はここまでで、ホテル内での体験は次回にしたいと思います。
続きをご期待ください。
野村牧人