今かんがえていることメモ
みなさんこんにちは。野村です。
今回も以前書いたように、何かの紹介ではなく、今僕が考えていることをメモがてら書いていこうと思います。
これらはまだ答えは出ていなくて、とりあえず備忘録的に書くだけなのでオチはありません。
ととのう
皆さん「ととのう」という言葉はご存知でしょうか?最近ブームになっているサウナを、爆発的に流行らせたきっかけとなった言葉です。
ニワカですが、サウナでいう「ととのう」とは、サウナと水風呂と休憩を何回か行うことで、トランス状態に入り、疲れがとれたり、脳がシャキっとしたりすることを言うそうです。
その、ととのった後に食べるご飯は、どんな料理を食べてもめちゃくちゃうまいそうです。
そして、その「ととのう」状態を上手く使ったサービスがでてきました。それをやっているのがチームラボです。
チームラボの説明は割愛しますが、アート×テクノロジーを表現しています。しかし、そもそも日本はアートを見る素養が無いそうです。なぜかというと、アートというのは通常、権威のある美術館や博物館か、高級なホテルやビルなどにあったりします。ただ日本には海外に比べると、そのどちらもありません。
ですので、庶民にも当然アートは馴染みはありません。
そこでチームラボはアートの方を変えるのでなく、見る人の状態を変えようと考えたのです。つまり、サウナ×アート×テクノロジーです。
具体的にいうと、サウナ→水風呂→休憩中にアートを見せるという方法です。
これは本当にすごいアイデアだなと思いました。
そこでこれって写真館に活かせないかな?と考えました。
大前提として、スマホやSNSの普及で、どの写真館もそこまでクオリティの差がつけられなくなってきました。どこで撮っても、そこそこは撮れる。そんな時代において、写真館はどこで差をつければいいのだろうか。
つまり富士山の5合目で普通の味の焼肉屋を開いたら、絶対うまいし、絶対当たるという考えと同じです。
写真撮影を撮る(体験する)時に、ととのった状態であれば、お客様がより撮影に向き合ってくれるのではないかと思いました。
では写真撮影する時にととのった状態とはどういう状態でしょうか?よくあるのは、結婚式の前のように、エステなどを付けて、万全な状態で撮影に臨むというのがあると思います。ただ、それ以外にも何か写真館的「ととのう」があるんじゃないかなーと思ってます。
余韻
「ととのう」が撮影の前なら、撮影後の「余韻」についても考えています。
ある時思ったんですが、写真館って体験型のサービスの中でも、まあまあ高い
方なんじゃないかなと思います。例えば高級ホテルで一泊5万円、ディズニーランドに行ってホテルに泊まって、お土産買いまくっても5万円くらいでしょうか?それに比べて写真館は七五三や成人式の記念なら、一回の撮影で10万円超えることはザラにあります。それなのに、余韻は高級ホテルや、テーマパークの方がありませんか?確かに写真館も家族の大切な思い出ですが、終わった後どれだけの時間その時のことが会話にでますでしょうか。次の日に体験を誰かに話して、次いつ行こうかワクワクしながら考えますでしょうか?
勿論アルバムなどが手元にこれば10年後に見返すこともありますけど、その体験の直後の余韻としては、10万円分も無いのではないか?と思いました。
ではなんで余韻が少ないのか、色々考えて見たのですが、例えば持って帰るお土産が無い。例えば子供が主役の撮影が多いので親御さんからすると自分ごとになりにくい。例えば、アルバムが出来上がるまでの期間に熱が冷めてしまう。色々まだまだ考えられるのですが、撮影体験後の余韻について、もっと研究していこうと思っています。
ポージィを応援する仕組み
これからの時代、ファンを作って、応援してもらうことが必ず必要になります。応援のしてもらい方も色々あるので、同時に色々やるのがいいとは思うのですが、一つの考え方として、ポージィが成功すればするほど顧客の方や、近隣の方達が得をするようになれば、自然と応援してもらえるし、宣伝してもらえるのではないかと思いました。例えばこれが「株」を持っていたら、自分が株を持っている企業やサービスを応援したり、宣伝したりしますよね。
株を配るわけにはいきませんが、何かそれに近い状態って作れないかなと考えています。
例えばポージィがブランディングに成功していけば、ポージィで写真を撮ったということがすでにステータスになります。これが1番わかりやすい例です。
ただ、それ以外の方法も色々ありそうです。
とりあえず今考えていることを真面目に書いてみました。ここで書いていることが現実になったときに、ちょっとだけ思い出してみてください。
野村牧人