【DIY】塩ビ管のトイレットペーパースタンド
よくDIYで見かける塩ビ管(灰色のパイプ)で何か作りたいと思います。
ちょうどトイレットペーパーのスタンドが欲しかったので、早速作ってみることにしました。
だいたいの完成図を妄想します。
トイレットペーパーロール1個だけのシンプルなスタンドでいこうと思います。
主な材料は、塩ビ管と底板です。簡単そう。
塩ビ管を買いに
まずは塩ビ管を買いにホームセンターへ。
近所のホームセンターでは、カインズよりコーナンの方が大体の物の価格が安いです。少しですけどね。塩ビ管のパーツは色々あって、まっすぐの管や継手など、パーツを見ているだけで楽しいです。
管の種類も塩ビ、銅、硬質ポリ(黒っぽい)などがあり、径も何種類かあります。よく使うサイズは、13とか16あたりじゃないでしょうか。
価格は、灰色の塩ビ管が一番安価で取り扱いもし易そうです。塗装するのでこれで問題ないです。
購入したのは、
・エスロンパイプ(積水化学グループ)のVP管の径が16のものを1m
※積水化学が作ってたんですね。知らなかった。
・エルボー(継手)とキャップ(先端パーツ)
・パイプソケット板(とパイプを固定する部品。これが難題。)
底板を塗装
切断せずに使えそうな板があったのでそのまま使うことにします。
やすりがけをしてから板を塗装します。
かっこいい感じにしたいので、落ち着いたグリーンの塗料を使います。
カインズのオリジナルブランドの塗料で、製造元はニッペホームプロダクツ株式会社のKumimoku アンティーク カラーズシリーズ。
・Kumimoku アンティークカラーズ(株式会社カインズ)のマーシュグリーン
ハケが手元になく、メラミンスポンジを使って塗りました。
きれいにムラなく塗れて、気軽に捨てれるので楽ちんです。道具の後片付けがいらないのは本当に楽。
強く擦ったりすると、モケモケと削れてくるので、フワッと使ってください。削れ出したらすぐにカッターでまっすぐ切断してからまた使うと良いです。
今回は硬めの木なので、すぐ削れてしまいますので注意。
パイプカッターで切断
そして今回、初購入したのがパイプカッターミニ!
・パイプカッターミニ PC-100(高儀 GISUKE)
そんなに太い径の塩ビ管ではないので、ミニサイズでいいかなと。
いつもできるだけ小さい方を買います。大は小を兼ねるとは言いますが、扱いやすさでいくと小さいほうが失敗が少ないです。(私が非力なので)
一応、銅管や真鍮も切れるとは書いてありますが、刃が貧弱なので硬いパイプは一回使ったら終了しそうです。塩ビなら問題ないかなという感じです。
切断したいところにはめて、クルクル回して切ります。きっちり固定しておかないと歪みますので注意。
1m買った塩ビ管を、70cmと30cmに切断します。
トイレに座った状態で、ペーパーの位置がだいたい地面から高さ70cmくらいがちょうど良かったです。座ってみて高さを確認してください。
トイレットペーパーを引っ掛ける横の部分は30cmだと長過ぎので、少し切断しました。ロール1個がちょうどよい長さにします。
塩ビ管にプライマーを塗る
塩ビ管とパーツにアイアン塗料を塗りますが、木と違って塩ビはツルッとしているので定着させるためにプライマーを先に塗装します。
・アイアンペイント(ターナー色彩株式会社)のアイアンペイント マルチプライマー
・アイアンペイント(ターナー色彩株式会社)のアイアンブラック
アイアンブラックは、パーツを接着してから塗装することにします。
プライマーを塗ったあとの写真です。テカっとしてます。
左が先端パーツのキャップ、右が継手のエルボーです。
塩ビ管を接着剤で組み立てる
パーツを接着させるのに、塩ビ管用の接着剤を使います。
・エスロン接着剤(積水化学グループ)
接着して組み立てると、こんな感じです。
何かこれだけでテンションが上がる気がします。しっかり固まるまで一日放置しました。
塩ビ管と底板を固定
さて、問題が底板と塩ビ管を固定する部分です。
塩ビパイプの部品の中に、固定するためのフランジがあるのですが、これがとても大きい。
何か他のもので代用した方が良いのでは…と思って、ホームセンターをくまなく探し回りました。見つけたのが、これ。
パイプのソケットです。少し径が大きいので、塩ビ管に硬めのビニールテープを巻いて径を合わせて、接着剤で固定します。
径が大きすぎたので(ちょうどいいサイズが売っていない)もう一つ塩ビパーツ(径違いソケット)を追加して接着剤でかためました。
3ミリちがったので結構つらいです。
あとは、板にビスで止めます。
仕上げ
出来上がってみたら、アイアンブラックの真っ黒が何か重かったので、シルバーの塗料で汚しました。鉄がハゲた感が出て良い雰囲気です。
完成です。
板との固定さえサクッといけば作るのは簡単です。
なかなかちょうど径の合う代替品がないので、テープなどで径の調整が難しそうならフランジにしておくのが無難かもしれないです。
テープと接着剤では抜ける可能性が0ではない。ちょっとぐらつく感じ。
ちなみにフランジとソケットを比べた写真がこちら。
だいぶ大きいんですよね。
でも後で見ると、ごついフランジもかっこいいんで、使ってもよかったです。オモリにもなるし。
実は、最初に行ったホームセンター(コーナン)に売ってなくて、写真のフランジは、後日別のホームセンター(カインズ)で見つけたものです。
作り始めると、完成させてしまいたくて、ソケットでやりきりました。
安定感が悪かったら、そのうちフランジに変更してみます。
【完成品を見るための地図】
今回のは自宅用のため、スタジオオレンジでは見れません。