Zoomでソフトウェアの音を共有する|Studio Oneの音をZoomで鳴らす(Macの場合)
2024/11/05
Zoomミーティングで、マイクで話ながらStudio Oneの音を聴かせるのは、Zoomの設定だけでもできます。
オーディオデバイスにループバック機能があると、ついつい使いたくなって、かえって音が二重になってしまうなどのミスをする場合があるので、気をつけるためのメモです。
今回は、オーディオデバイスにPreSonus revelator io24をつかってマイクを接続して、Studio Oneの音も本来はそこから出している、という状況からスタート。ホストはmacOSです。
自分用メモなので、ほかの方もこの設定で絶対にできる、とは言い切れない面もあるかと思いますのでご了承ください。
手順)
Zoomでミーティングを開始する
この時点でマイクでの会話は問題ないことを確認しておく。
Studio Oneの画面を共有する(デスクトップ画面の共有でも可)
たぶんこの時点では相手にはStudio Oneの音は聞こえない。
Zoomのバー?の右端「詳細」>コンピューターサウンドを共有>ステレオ(Hi-Fi)にチェックを入れる
まだ相手にStudio Oneの音は聞こえない。
(ネットブラウザでYoutube再生とかの音は、この時点で相手に聞こえるようになると思います。設定次第ではありますが)
状況を把握したい場合は、ここで、Macの「オーディオMIDI設定」を開くと、オーディオ装置「ZoomAudioDevice」にスピーカーマークが付いて、システム的には、このZoomAudioDeviceから出力されることになっているのを確認できる。
※プライマリのスライダーで送られる音量の調整もできる。
次に、Studio Oneの出力先を、このZoomAudioDeviceに設定する
Studio Oneの環境設定を開き、再生デバイスに「ZoomAudioDevice」を指定する。
これで相手にStudio Oneの音が届くようになったはずです。
「OK」をクリックして画面を閉じたら、Studio Oneをプレイバックして相手が音を聴けることを確認。
その際は、爆音かもしれないので、ボリュームを下げておくかヘッドセットなどは外しておき、確認しながら少しずつ音量を上げるよう相手に進言するなど配慮することをオススメします。
Studio Oneの再生音とマイクの会話音量のバランスをとる方法は色々あると思いますが、Studio Oneのマスターで調整するのもいちいち面倒なので、Studio Oneの音量を基準にしてトーク用マイクのゲインを調整したほうがいいかもしれません。そして、全体がうるさい場合は相手に音量を下げてもらうか、先述のAudioMIDI設定のスライダーで音量を下げて、ちょうど良いところを相手に教えてもらう、などでしょうか。
、、、色々だと思うので、うまくいくなら手段はなんでも良いと思います。
なお、実体験では、AudioMIDI設定でのZoomAudioDeviceの出力を下図くらいに下げないと、Studio Oneの音が爆音になってしまい声が聞こえませんでした。
相手に色々とお願いできないシビアな状況の場合は、事前にZoomのアカウント2つでセルフでミーティングを開いて、受ける側(相手側)を想定した端末のヘッドフォンを聴きながら、ホスト端末で設定をこねくりまわすと、リハーサルになるでしょう。遅延などを感じれてちょっと面白いです。
なお、今回使用したデバイスrebelator io24は、ループバック機能があるので、マイクとしてio24の出力をループバックして強引にZoomに送ることもできるはず?ですが、Zoomの今回の機能と重複(バッティング?)すると音が二重になるかもしれず???そしてステレオ設定のはずなのにモノになる、というのを解決できず(これは自分の対策不足かもです)、などにより、私的にはZoom側での設定を使った方が、楽に設定できました。
その後、マイクをAustrianAudioのMiCreatorに変更してみましたが快適です。
自分メモでした。