次から次へとあらぬ方向へ運命が転がり、翻弄される。
私は何とかいい方向にと選択肢を慎重に選ぶのだが、ついつい弟に楽させたくて盗みを働いたり、クソ野郎から逃げずにぶん殴ったり…
そんな鬼の様なプレイヤーから逃れる様に兄弟は運命の糸を手繰るように生きてゆく。
前作同様アクション要素と呼べる部分はなく、動く小説の中でプレイヤーが運命の選択をする事で2人の生き様に影響する。
私の悪魔の様な選択をもろともせず強く生き抜く2人の姿に涙が止まりません。はい、全部私が悪いんです…と自己嫌悪に陥りました。
賛否両論あるようですが、私は好きな作品です。