【新卒インタビューVol.3】 岩井玄貴
こんにちは!
スタジオディテイルズのチーム4989です。
前々回より、今年新卒入社した3名のインタビュー記事を投稿しています。
これからクリエイティブ業界へ就職を考えている方や、将来の進路に迷っている方にぜひ読んでいただきたい記事となっています。
前回はエンジニアの森岡、前々回はデザイナーの島吉のインタビューでした。こちらもぜひ御覧ください♫
最後はエンジニアの岩井をご紹介します!
ーまずは自己紹介からお願いします。
フロントエンドエンジニアで入社した岩井玄貴(いわい げんき)と申します。出身大学は九州産業大学で、情報デザイン専攻です。
ー 大学ではどのようなことを学んでいましたか?
主にデザインを軸に映像やWeb、ロゴ制作、体験型アートや3Dなど幅広く学んでいました。
大学の理念として「橋をデザインするのではなく、川をどう渡るのかをデザインする」というものがありました。川の渡り方には鉄骨の橋や渡し船、ヘリコプターなど様々な手法があると思うのですが、デザインも同じように、相手に伝えるための最適な手段を学び、制作に活かしてきました。
ー なぜエンジニアを志したのですか?
単純にプログラミングやコードを書くのが好きというのもあるんですけど、Webデザインに触れていくなかで裏側を知ることができるのが楽しくて、どんどんのめり込んでいくうちにエンジニアを志すようになりました。
特にロジックを考えるのが好きですね。「こういう理由で良くなったんだな」と段階を踏んで頭で理解すると別の実装にも活かすことができますし、それらが積み上がって形になったときはエンジニアとして達成感があって良いなと思いますね。
ー エンジニアとしていま得意なスキルと、今後伸ばしていきたいスキルはなんですか?
得意なスキルとしてはThree.jsやwebGL方面ですね。ただ、まだまだ未熟ということもあるので、より伸ばしていきたいという思いはあります。
ー 学生の頃はよくwebGLに触れていましたか?
よく触っていました。始めたのは大学の3年後期のあたりで、だんだん触っていくうちに楽しいと思うようになりました。
webGLの面白さは、やはり2Dで表現したり、3Dで表現したりと、HTMLやCSSだけではない表現ができる自由度の高さにあると思います。
ー ポートフォリオの制作で意識したことはなんですか?
なるべくシンプルに分かりやすくというのは意識しましたね。1つ目は、自身のポートフォリオであることを分かりやすくするために、ファーストビューに自分を写した写真を持ってきたことです。2つ目は、ポートフォリオなので作品にすぐ目がいくように、トップページに作品を持ってきたところですね。
あとはレスポンシブ対応は必須かなと思います。どちらかというとスマホで見る人が多いので、スマホで見る前提で制作しています。
その他意識したポイントとしては、面接などでご覧いただく際に、ポートフォリオのデザイン面を重視して話すよう心がけていました。プログラミングなどの技術的な部分は、あくまでWeb制作時により良いものを生み出すための手段であることを伝えるようにしていました。
ー ディテイルズに入社を決めた理由はなんですか?
細部まで突き詰めるところが魅力的に映りました。神は細部に宿るという言葉があるように、フォント1つとってもこだわりの凄さが伝わってきましたし、1ピクセル単位の感覚で突き詰めている隙のなさをとても感じたので、入社したいなと思いました。
あともう1つが、アワードの受賞を目指しているので、数多く受賞されているのを見て入りたいなと思いました。
ー ディテイルズの好きな実績を教えてください。
「古民家宿るうふ」のブランドサイトが好きですね。webGLを用いて実装されているのですが、ただ3Dで表現するのではなく古民家宿のデザインにマッチした煙の表現がとても魅力的で、勉強になりました。
ー 「和」な雰囲気のデザインが好きなんですか?
そうですね。和をテイストにしたサイトや、デザインが好きで、侘び寂び感に惹かれるのかもしれません。
文字も明朝体を使っているようなものが好みです。なかでも特に好きな明朝体のフォントは「リュウミン」ですね。英字だとサンセリフ体の「FUTURA」や「Helvetica」をよく使うので、この2つは愛着があります。
ー 広島から名古屋への就職でしたが、名古屋の印象はどうですか?
まず都会だなって思いました。広島にも高層ビルがないわけじゃないけれど、名古屋の方が多いなって。広島は平和を象徴している都市なので、街の雰囲気は落ち着いているんですけど、対照的に名古屋は派手なものが多いなと感じました。公園などにはモニュメントが多く置かれていたり、意外と芸術の街なのかなって。デザインやクリエイティブのインスピレーションが得られそうで素敵な街です。
ー 休日の過ごし方を教えてください。
アニメや映画など、ネットで完結するものが多いです。あとは気分転換に外に出て散歩したりとかですね。散歩のときは何か面白いものや変わったものはないか探しているので、よくキョロキョロと辺りを見渡しています。特に古い看板や、標識に目がいくことが多いです。
ー 社内の印象はいかがですか?
入社前と印象は変わらず、表現の仕方であったりデザインであったり、やっぱり尖っている人が多いなと思いました。
名古屋オフィスの方は物静かで職人気質な人が多い感じがします。逆に東京オフィスの方はフランクで話が好きな人が多い印象を受けたので、そこのギャップに驚きました。
ー 同期2人の印象を聞かせてください。
2人とも年齢はバラバラなんです。森岡くんはとてもフレンドリーで、お酒を2人で飲んだ時に仲良くなりました。初めはちょっと怖くて身構えてたんですけど、でも段々と優しい人っていう印象に変わっていきました。ポートフォリオを見せてもらったときにThree.jsとかwebGLの方までキャッチアップしてるな、俺も頑張んないとって思ったり、そこで結構ライバル意識が芽生えたりもするのかなと思います。
島吉くんも怖かったのですが、話してみると才能ある人だなって。いやもうほんと、天才が入ってきたのかなって思ったり。ポートフォリオを見せてもらったんですけど、細かいイラストが得意なんだなって思いました。バスの路線図のデザインも掲載されていたので見たんですけど、アーティスト気質かと思いきや洗練されたシンプルなデザインもできて幅広いなと感じました。他の作品も発想とデザインがすごくて…。
2人とも才能があって刺激をもらえるので、自分もそこに張り合っていきたいと思います。
ー これからの抱負・目標を教えてください。
アワードを目標にしているので、25歳までには「Awwwards」「CSS Design Awards」「FWA」のうち何か絶対1つは取りたいと思います。
ー 最後に一言お願いします。
まずはエンジニアとして技術力を高めて、1つでも多くのサイトに携われるような人材として、頼られる存在になっていきたいと思います。皆さまご指導の程よろしくお願いいたします。
終わりに
新卒インタビュー3人目、岩井のインタビューでした!
真面目で時々天然な岩井が加わり、チーム4989も和みますね!
全3回に渡ってお届けした新卒インタビューはいかがでしたでしょうか?
それぞれの個性を持った3人が、ディテイルズで花開いてくれるよう応援していきたいと思います!
インタビュー:島吉
執筆・編集 :島吉、小久保、岩下、多田、藤原
撮影:多田
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