画像生成AIで白飛びを埋める

Photoshop Generative AI 活用法 #001

白飛びとは、写真の一部が非常に明るくなりすぎて、詳細が失われる現象のことです。写真表現として意図的に白飛びさせる手法もありますが、補正が必要な場合もあります。ここでは、白飛びしたエリアを画像生成AIを使って修復する方法を紹介します。

Step1. 白飛びエリアを選択

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こちらの画像を使って解説していきます。

情報パネルが示すように、斜線部分は完全に白飛びしており、データが存在しません。この状態では、いくら明るさを調整しても詳細を復元することはできません。

▲白飛びしてデータ情報がないエリア

まずは、白飛びエリアを選択します。上のメニューバーの『選択範囲』から『色域指定』を選択します。

1. パネルが開いたら、『選択』から『ハイライト』を選びます

2. 『範囲』を右に振り切ります（数値は255）
   ※画像によっては、少しずつ戻して調整してください

3. 『許容量』を一度左に振り切り0％にしてから、少しづつ上げて適切な選択範囲を指定します
   ※画像によって適切な範囲は変わりますが、5〜10％の間が適当

4. OKをクリック。

▲色域指定でハイライトを選択

Step2. 生成塗りつぶし

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『コンテキストタスクバー』が表示されていない場合は、上のメニューバーの『ウィンドウ』から『コンテキストタスクバー』をクリック。

波線が表示された状態で『コンテキストタスクバー』の『生成塗りつぶし』をクリック。下のバーに切り替わります。

プロンプト欄には、何も入力せずに『生成』ボタンをクリック。

『プロパティパネル』が表示されていない場合は、上のメニューバーの『ウィンドウ』から『プロパティパネル』をクリック

白飛びしたエリアに画像が生成され、『プロパティパネル』に３つのオプションが表示され、好きな生成画像を選びます。気に入った画像がなければ、もう一度『生成』ボタンをクリックすると、また別の3枚の画像を生成してくれます。

Before / After