秋田最期のローカルタレントが13年かけて地元のラジオに20分だけ出演する話
これがまあ嬉しい。
最初に刺しますが、当然演者としての実力で出れたわけではありません。
田舎がそんなに甘いわけないだろ!いい加減にしろ!
一瞬でも「おめでとう」と思った輩は地域おこし協力隊として秋田で働いてください、よろしくお願いします。都会で働いているかもしれない皆さんにも関係あるキャリアの話をします。引きがある。
もう引退すべき年齢ですからね私は。20代で出演できてない時点であきらめる人生設計だったのを無理してるだけですから。自制はときに無力。
簡単なアウトラインを説明すると、高校時代から目指したアナウンサーは1次落ち、大学でイベント司会やるも秋田美人に敗北、地元局でAD職に入ってタレントの活路を探るも許されずという感じでした。悲しいね!
これには「田舎に携わる人間は、自らのエゴやクリエイティビティだけでは生活できないし評価もされない」という人ありきな環境も影響していると考えています。世間ではこれを陰謀論といいます。
事実として
Youtubeもアラフォーまわりの大人から批判されるし、法人経営としてはまだまだギリギリを切り詰める生活のため世間的には表に出られる状態じゃないわけです。
それでも私は映像制作仕事の先に、演者としての立ち位置を目指している理由があるわけです。幾度となく申し上げておりますが、地元の秋田とかいう町では、演者の世代交代が進んでいないわけです。
微力すぎて粗悪な私では、地元ラジオに出るのですら干支が一周してしまいました。それも携わる事業の講師(告知役)としてなので、自慢できるものでもありません。たいへん悔しく、情けないです。
今世紀のうちは
自覚のない毒があるキャラクターが受け入れられることは、田舎だと無理なのかもしれません。7日22時の放送はradicoでも永久保存版となることでしょう。
また出たいけど、また遠いなあ。地域をよくするために演者になりたいのに、その想定は回りくどいんですかね…。アルバイトが今後も続きます。
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