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「暴力」を語ることから逃げるな【理想の戦い方#3】

こんにちは、Studio Topitaです!
私たちは理想郷を本気で「想像」「創造」するサークルと称し、毎月テーマを決めて語り合い、議事録をアップロードしています。
ぱっと聞いただけでは「?」かもしれませんので、どうぞ是非、自己紹介をご一読いただきたいです。
(常連さんは、いつもありがとうございます!)

Studio Topia 4月
第3回「暴力を語ることから逃げるな」

みなさん、こんにちは。
早速ですが、昨今のニュースをもとに、「暴力」「戦い」についてどうお考えでしょうか。

ここのところ、「暴力」「戦い」について、多方面から話題になります。
個人的に、辛い時は意識的に避けたりもしますが、そうでない時も、用意された答えや社会的に正しそうな答えに帰着してしまっている自分を発見することがあります。
実際、それで正しければいいのですが、もしかすると違うかもしれません。

一旦本質に立ち帰ろう、ということで、Studio Topiaでは、4月は「理想の戦い方」について考えています。

今回は、本テーマ選出のきっかけともなった「ロシアのウクライナ侵攻」をきっかけに、「戦争」「自衛」「それらに関する発言」などをキーワードに考えていきました。

ニュースや時事の解説とは少し違う観点から「戦い」を捉え直したシーンもありました。ぜひ色々と考えながら読んでいただき、思ったことがあれば共有していただけると嬉しいです。

以下、議事録です。

議事録

ロシアのウクライナ侵攻をどう捉えるか
第2回は、この問いから始まりました。
ものすごく意味と広がりを持つ問いです。
「戦いについてどう考えるか」「両者それぞれのあり方をどう考えるか」「戦争に格差があるか」…。
とはいえ、これまでロシアとウクライナの情勢についてはあまり詳しくなかった・知らなかったという声も多く出ました。なによりまず、今回の件には驚いた参加者が多かったようです。
そのため、今回は、改めて自分達が「戦争」にどう向き合うべきか、どうとらえていくべきなのかといったスタンスから考えていくこととなりました。

これは、語ってはいけないか?
さて、最近では、ロシアとウクライナを語る時に求められるスタンス、文脈、文法、のようなものが出来上がっているように感じられます。
時に、社会的に求められていることから外れたようなことや、誤解されやすいことを言ってしまうと、強いバッシングを受けてしまいます。そして、徐々にそれを恐れて多くの人が自分の考えを話しにくくなってしまっているのではないでしょうか。
ですが、間違えて正す必要があったり、更に知るべきことがあったりするのなら、そうすればいいだけの話です。もちろん、各々の意見が持つ影響力を加味していく必要はありますが、正解以外のことを誰も、全く、話すことすらできなくなっていくことは、果たして理想的なのでしょうか。そうではないのでは、というのが意見として出されました。

身の回りに置き換えてみる
と、いうような考え方もあり、「戦争」を考えるにあたり、ちょっと異色ではありますが、自分が同じ立場に置かれていたらどのような行動をとっているだろうか?や、国同士の戦いを、規模感を縮小して「喧嘩」としてシミュレーションしてみたりといったことを行ってみました。
例えば、自分の母校が攻められたらどうする?という問いや、クラスで隣に座っている人がいじめられっ子をいじめていたらどうする?という問いなどです。そして、それぞれの意見をもとに、日本はウクライナにどう向き合うべきか?や、例えば学校における「先生」のような「上位存在」は必要か?などを考えていきました。
結果、分かったことは、元も子もないですが、「クラスの喧嘩とは比べ物にならないほど、国同士の戦いは複雑」ということです。個人としては簡単にできる仲直りや争いの仲裁も、国同士になると利害が絡んだり、保身が絡んだり、何かを誤った時の犠牲が大きかったりと、なかなか踏み出すことが難しいと改めて身に染みて感じることとなりました。

まとめ・次回に向けて:話し合いはどこまで解決できるのか
さて、今回は、「戦争」「戦い」を中心に、その本質や捉え方を考えてきました。
特に国同士の対立を解決するのは難しく、軍事的対立を招いている現状への明確な対策や答えを出すことはできませんでした。
そこで、来週はその部分を掘り下げていきます。
「理想の戦い」とは何なのか。よく、「話し合いこそ是」と言われますが、果たしてそうなのでしょうか。話し合いで全て解決できるのか、ということもありますし、話し合いの裏で行われる取引やバランスゲーム、あるいは発言権の強さなども考慮すべきです。
そうなったとき、理想の戦い、つまるところ対立をどう解消すべきか、は果たしてどのような形なのでしょうか。
正直、とても難しいためはっきりと答えが出るかはなんとも言えませんが…Studio Topiaらしく、想像力を存分に働かせて、新しい解を提示できたらなと思います。
みなさんの意見も教えてください。

編集後記

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は「暴力を語ることから逃げるな」というテーマで記事にしました。
とは言え、お気づきの方もいるかもしれませんが、今回、私、かなり逃げてしまっています。

具体的なことを書くにも、前提を共有しきれないと誤解されて伝わってしまうのではないか?と、びびってしまっていました。

ですので、今回のタイトルは自戒もこめて…つけております。
倫理的に正しいとされる主張は、覆すのは難しいですし、必要性もなかなか感じられません。ただ、一旦考え直してみて、そもそもの前提を疑ってみたり、どこかにより良さそうなアイデアがあれば提案してみたりするのは必要かなと思います。そして、それを独断で通すとか、あるいはバッシングされて取り消すとかではなく、みんなでブラッシュアップしてより良くしていくという。
よく言われる話し合いの理想形ですが、実践されることはあまりないのが現状ですよね。(🙇‍♀️)

そして、暴力や戦いは、考え続けるとしんどくなってもきます。
どうしてそんなことになるの…😞と、考えるに従って、全て投げ出したくなることもあります、、(一旦離れるが吉ですね)

そんな時こそ、「想像」が意味を持つのかなとも思います。
「あんなこともできるかも」「こんな風だったらいいのかも」というポッと出のアイデアが、案外未来の正解だったりするのではないでしょうか。
それはものすごく強い一つの意見ではなく、みんなで前向きに語り合うきっかけにもなるはずです。

ですので、来週は、アイデアベースの意見を出しながら、今回よりも素直な記事を書きたいと思います、、!

シリアスな現状を真面目に受け止めながら、
暗い時代だからこそ光を探して、時には自分たちで照らして、
前向きにやっていけたらと思います。

これだけ書いてもまだいけそうですが、続きは来週。お楽しみに。(奈都)

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Studio Topia 4月テーマ「理想の戦い方」
第3回「暴力を語ることから逃げるな」
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