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自動車を通して見た自分
石川県小松市にある日本自動車博物館に行ってきた。
僕は幼少期より自動車好きで、ミニカーや自動車図鑑が大好きだった。
中学生の時、今は亡き徳大寺有恒氏の『間違いだらけの車選び』と出会い、
徳大寺氏一押しの場所であったのがこの博物館である。
自動車以外の交通手段が無いに等しい立地ではあるが、
(粟津駅からは徒歩40分(-_-;)、加賀温泉駅からここまで路線バス?らしきものはあるけど1200円するし本数もかなり少ないです)
とても面白い場所なので、おすすめです(#^^#)
3階建てで、それぞれのフロアには旧車たちが所狭しと佇んでます。
親父の最初の愛車
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日産・セドリック330型(正確に言うと親父はグロリアの方だったらしいが)。
ボディーカラーが茶色で、親父が乗ったものと同じものである。
実家の押し入れにあった写真で何となく見たことがあった。
30歳を過ぎて、親父の初めての愛車と実際に対面したわけだが、
印象としては
・ゴツい
・デカい
・アメ車(キャディラックに似てる気がした)
ん~、購入には至らない気がする。。。
親子で好みって違うんだなあと感じさせられた。
この時代(1980年前後)に選んでいたら
自分だったら何を選ぶか。
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既出のセドリックと同時代で選ぶとしたら、このシビックが一押し。
小型でハッチバックだから実用性抜群。
ホンダだからエンジンが良いだろうし、乗ってて楽しい気がする。
このオレンジのカラー、明るく小洒落ていて、デザインにすごく合っている。RS仕様だから、若い人向けだったのかもしれない。
リアシートに乗せた人からは「狭い、狭い」と文句が来るかも
(母親とか爺さん婆さんからは特に(-_-;))
3ドアだと少々不便かもしれない。。。
バブル時代に選んでいたら
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言わずと知れたバブル時代。僕が生まれた時代でもある。
自動車が売れに売れて、車種も豊富で、ファッションアイテムでもあったであろうこの時代。
トヨタ・スープラ、日産、R32スカイラインGT-R、マツダ・RX-7、三菱・GTOなど同時代の自動車が並んでいた中で一番いいなと思ったのがプレリュード。
デザインがおしゃれで、汗臭い感じが無い。
ATでルーフ付きというのが都会的。
展示車は白のボディーカラーだけど、紺色だったら抜群にカッコいいだろうと思う。
ちなみに親父はバブル時代にグロリアから下記のに乗り換えてます。
僕が中学生ぐらいまで乗っていた気がする。
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展示車とグレードは違うけど、同じ白のボディーカラーでした。
内装はゴテゴテのワインレッドで、その時代を感じるもの、、、
場末なスナック、、、
バカ売れにバカ売れしたモデルですが、今じゃありえないなぁ。
アッパーミドルカーが売れ筋商品、、、
これを見ても親子で好みが違うという、、、
親子でも他人?
日本自動車博物館の展示車を見ていて感じさせられたこととして
親父と僕で「好み」とか「いいな」と思う感覚が全然違うということ。
それが、親と子であっても、である。
自動車を見た場所が全く違うこともあるのかもしれない。
親父は「リアルタイム」、僕は「博物館」。
自動車に限らず、普遍的に、全ての事象に当てはまりそうだ。