400人を集客⁈仲間と作った大人のための遊び場|ループのザツダン【TAKUMAが20代にハマっていたこと】
カメラマンの素顔を見せたい雑談企画。最後の話し手はTAKUMAです。ライティング技術を活かしたモデル撮影やフォト作品づくりの意外な原点が明らかになりました。
聞き手:うのりな(ザツダン)
うの:雑談企画がTAKUMAさんに回ってきました。
TAKUMA:みんなのnote読みましたよ。いや〜僕、趣味ってあまりなくて…どうしましょう(笑)
うの:そうなんですか?じゃあ、質問を変えましょう。前回、YAMADAさんがサッカー少年だったと知って驚いたんですが、TAKUMAさんは学生時代なにか部活動をしていましたか?
TAKUMA:中学校はバスケ部でしたけど…
うの:けど?
TAKUMA:背が大きいと、入学後に先輩や同級生から声をかけられるじゃないですか。僕もバレー部とバスケ部に声をかけられて、バスケの方がかっこよさそうって思って入部しただけでして。
で、やってみて僕は運動できない人間だって分かったんで、高校は部活はやめてバイトばっかり。
うの:私も大学時代はめちゃくちゃバイトしてました。もはやハマっていたというか。バイトの後は何かハマったものや続けていたことなんかは?
TAKUMA:一番長いのは…DJしてたことですかね。
うの:急に意外な答え。きっかけはなんですか?
TAKUMA:姉かな、連れられてクラブに行ったのが始まりです。それまではロックを聴いていたから、クラブで流れていたハウスミュージックの良さは正直よく分からなくて。
でも、フロアにいる大人たちがものすごい楽しそうで、いいなぁ、かっこいいなぁって憧れて通うようになったんです。端っこで静かに聴いていただけでしたけど(笑)
うの:クラブって私も憧れるなぁ。
TAKUMA:ある時、通っていた服屋のオーナーさんから「ロックのイベントやるから遊びにおいでよ。DJもいるよ」って誘ってもらって。ロックのDJとかいるんだ〜って行ってみることにしたんです。
で、行ったら知ってる曲ばっかりかかってるわけですよ。それがめっちゃ楽しくて。
うの:好きなジャンルなら、他の人との会話も弾みそう。
TAKUMA:そうそう、同い年ぐらいも実はいたりして、知り合いがたくさんできました。
そのイベントは5人ぐらいのDJで回していて、ロックじゃない曲もかかるんですよ。クラブで聴いたような音楽をかける人もいて。何度も参加しているうちに、「なんていう音楽なんですか?」みたいな話もできるようになるわけで。当時はサブスクとかもない時代だから、これどこで聴けるんですかって聞いて、自作のCDをもらったりして「めっちゃかっこいいじゃん」って。
うの:そこからハウスミュージックにハマっていくんだ。
TAKUMA:そう、ハマって、機材を買うためにお金を貯めました。レコードを流す機械が2つと、それを繋げる機械の合計3つあればDJができるんです。
そしたら、初めて勤めた職場のオーナーがレコードを買ってくれた。それがめちゃめちゃカッコよくて、そこからそのジャンルのレコードを集め始めて…。そうそう、そのオーナーもDJをやっていましたね。だから当時DJが流行っていたんですよ。
うの: 交わったことのない世界すぎて、DJの入り口が分からないんですが…
TAKUMA:機械とレコードさえ買えばなれます。それで、いっぱいレコードをコレクションして繋いでいく練習をして。
うの:DJを披露する機会はあったんですか?
TAKUMA:イベントを定期的に開いていましたね。15年ほど前になりますが、「MAROONCLUB」ってイベントを仲間と企画して。ハロウィンの時期は仮装パーティーを開いたりして、最大で300人くらい集客したんじゃないかな。学生さんもたくさん来てくれていました。
TAKUMA:その後「SQUEEZE」っていう別の企画も立ち上げて、定期的にイベントを打っていました。こっちは東京からゲストを呼んだりして、一番多い時で400人ほど集まったかな…COZIも遊びに来てくれたりして。
うの:400人?!ものすごい趣味をお持ちじゃないですか。やっぱりループの皆さんは行動力がすごい。
TAKUMA:今はもうやってないんですもん。
うの:それでもです!特技と言っても良いのでは?
TAKUMA:特技だなんて言ったら怒られちゃう(笑)遊びです、お金をもらってやる本気の遊び。場所を借りないといけなくて、それがもうめちゃめちゃ高いから人を集めるのに必死で。
うの:イベントの主催はいつ頃やっていたんですか?
TAKUMA:20代から始めて30代もやってました。5、6年前ぐらいまでやってたんじゃないかな。
うの:それじゃあ、後半はカメラマンをしながら?
TAKUMA:そうですね、朝方5時くらいまでイベントやって、ほぼ寝ずに撮影に行ったりもしていましたね。若い頃は体力があったから(笑)
「SQUEEZE」は、一緒に作った仲間が「東京ではファッションに携わる人たちは街に遊びに出てるのに、新潟の人は出てない。だから俺たちで遊び場を作ろう」って言うからはじめたんです。だから、美容師さんとか服飾の販売スタッフさんにいっぱい声をかけて、イベントに呼んでいましたね。
TAKUMA:クラブって、今でこそネガティブな印象があるかもしれないですが、当時は本当に音楽好きな人ばっかりがいる場だったんですよ。参加者から「俺だったら次その曲かけないわ」とか、「何そのレコード、マジ欲しいんだけど」とか言われたりね。たまに先輩に褒められるとすごいうれしくて。
僕らのは本当に遊びの一環でしたけどね。趣味は趣味でも、極めている偉大な大先輩もいましたから。でも、このイベントをやってたおかげで交友関係はめちゃめちゃ広まりました。
うの:なるほど、今つながりました。ライティングへのこだわりとか、ヘアスタイルのフォト作品づくりに対するディレクション力の原点は、DJイベントなのかもしれないですね。今もDJの機械はお持ちなんですか?
TAKUMA:リビングに置いてあります。もうDJはやらないけど、レコードを聴くために使ってますよ。
最近は、趣味っていう趣味がほんとになくて、休みの日は基本家にいるんです。家を建てたので、おうち時間が快適っていうか居心地が良すぎて…
うの:それは良いなぁ。でも、当時のお仲間の言葉を借りると、外で遊ぶ機会も必要なんじゃ…
TAKUMA:そうなんですよね〜。
うの:ではTAKUMAさんもnoteで募集しときましょうか(笑)
TAKUMA:よろしくお願いします(笑)
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