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お心付けありがとうございました‼️


有り難いことに、勿体無いくらいのお心付けを頂きました。

本当にありがとうございます‼️( ;  ; )

リクエストは、宮沢賢治の妹、トシさんです。

トシさんは、商業誌の時期に「銀のノスタルヂア」第3話で山猫が登場する回でサギをテーマに登場させたことがあるのですが。。。。

実はあまりいい出来ではなかったなあ。。。と反省すること多し_| ̄|○

トシさんは儚く、それでいて賢治以上に霊能があり賢い女性という設定で作っていたのですが、いい人すぎて、人間らしい感情を出せぬままに終えてしまった。。。という大後悔がございます。

史実では、トシさんは花巻女学校を卒業後に上京し、日本女子大に入学します。
その理由は女学生時代にある教師と恋の噂がたち、失恋。
小さい田舎のことなので、噂は一気に広まります。
なんと、岩手県の新聞で、教師と女学生との恋という三文記事のモデルにまでされてしまいます。(ひどい😔)
ここから離れたい。。。という傷心のトシを思いやって、父親の政次郎が東京に送ったのでした。

ここからは憶測ですが、どうもトシはその教師のことを最初は慕っていたようなのですが、教師の軽薄さにショックを受けて、長い間立ち直れないでいたようです。

その落ち込みようは、賢治さんも気を遣うほどでした。

自分が恋という欲にからまれてしまったこと、勘違いをしてしまったこと、相手や周囲に迷惑をかけてしまったことなど。。。あらゆる懺悔の念にとらわれたトシは、上京後も、「自省録」という反省日記を記し、己を責め続けています。。。

私はそのような情にからまれてしまった、そしてそんな自分を恥じ、ずっと悩み続けたトシさんを描きたいと思っておりました。。。。
24歳でトシさんは早逝するのですが、人生の三分の一を、悩んで己を責めて暮らしていたのでは。。。と思うのです。。。

実はトシさんという方は、ものすごく情熱的で気高く、同じくらい繊細でガラスのハートだったのでは。。。とても人間くさい方だったのでは。。。と。

それが叶えられず終えてしまったことは1つの残念なことでした。

今でも、トシさんの本当の情熱的なところを漫画に描きたいと思います。

大体世間では出回っているトシ像は、賢治と相思相愛の優しい病身の妹、というイメージだけなので、それだけではない、ということをいつか描けたらいいなあ、と思うのです。

そんな個人的な思い入れの強いトシさんをリクエスト頂き、本当に嬉しいです。

久世千香子様、本当にありがとうございました‼️🥲

絵は上京するとき、汽車から家族に手を振っているトシさんです。


久世様、絵をおおくりいたします。
コピーや脚色などご自由にお使いくださいね。☺️

このイラストは、久世千香子様ご本人に限り、引用、コピー、転載、脚色などが有効です。
以外の方は何卒お控えくださいますよう、お願い申し上げます。


頂いたお心付けは、原稿用紙、資料、画材に使わせていただきます。🥹🙏
重ね重ねではありますが、有難うございました‼️✨✨



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studio road
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