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#12 きゃべさんにインタビューしてみた(1)
こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっている人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。
今回はきゃべさんにインタビューさせてもらいました。
歌うオカン代表としてパワフルに活動しているきゃべさんに音楽のこと、家庭とバンド活動の両立について話を聞かせてもらいました。
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(Photo by @245_photo)
あっき~
お久しぶりですね。
きゃべ
ほんとそうですよね。
バクスポ読ませてもらってます。
あっき~
本当ですか。
きゃべ
今みたいなイベントができないときにこういうインタビューが読めるのはめっちゃ良いと思います。
あっき~
そういってもらえると嬉しいです。
今日はよろしくお願いします。
きゃべ
よろしくお願いします。
姉の影響で聞き始めた音楽
12歳上の姉がいるんですけど、私が小学生のころ、姉がX JAPANとかBOØWYにハマってて、姉の影響で私も聞いていました。
姉がX JAPANにハマる前は光GENJIとか、J-POPを聞いてたんですけど、X JAPANがミュージックステーションに出演するっていうので、父親にチャンネル権を譲ってもらって見たのを覚えています。
今まで聞いたことのある曲と違ってスピード感があって、派手なメイクでパフォーマンスしているのがすごく印象的でした。
BOØWYはX JAPANとは違うビジュアルのカッコ良さに惹かれて、ギターの布袋さんが好きでした。
なので、音楽を聞きはじめたころからビジュアル系の音楽を聞いていましたね。
それから鎧伝サムライトルーパーっていうアニメにハマって、そこから勇者シリーズのアニメを見ていました。
勇者シリーズのアニメを見てた流れで、後に放送してた戦隊ヒーローの番組も見てましたよ。
それでアニソンや特撮ソングに興味を持って、カセットテープを買ってもらって聞いていましたね。
その後はまたビジュアル系に戻るんですけど、GLAYとかL'Arc~en~Cielを聞くようになりました。
GLAYは確か、口唇のCMを見かけてこのバンドはなんだ?!って聞き出したのがきっかけだったと思います。
J-POPでビジュアル系のバンドの曲が流れてたのもあるし、周りから色んなバンドをすすめられて聞いてたのもあるんですけど、高校生のころ、姉からインディーズバンドのライブを観に行こうって誘われて観に行ったんですよ。
そのバンドがインディーズ時代のJanne Da Arcで、そのときのパフォーマンスがすごく衝撃を受けました。
ボーカルのyasuはすごくお客さん想いで、自分たちの歌のこういうところを聞いてほしいとか、観に来てくれたお客さんを楽しませようとする姿勢がすごく伝わるパフォーマンスで、すぐにファンになりました。
私がステージに立つときに一番影響を受けてる人です。
Janne Da Arcはバンギャとして色んなライブを追いかけてたんですけど、ライブで知り合ったバンギャ友だちと一緒にバンドをやってみようという話になって、バンドを組みました。
そのときは女性が男性の歌う曲を歌うっていう発想がなかったから、ジュディマリ(JUDY AND MARY)の曲をコピーしてて、しかも私はベースを弾いてました。
ボーカルとして目立つよりも、バンドの縁の下の力持ち的な立ち位置が良いなと思って。
それで実際にスタジオで合わせてみたら、ボーカルの歌があまり上手じゃなくて。
私も試しに歌ってみたら私の方が歌えるやん、ってことでボーカルに転向することになりました。
このときジュディマリのライブビデオを見て、YUKIのパフォーマンスがすごく好きになりましたね。
ジュディマリのコピーバンドはスタジオで練習してる間にメンバーがバイトで忙しくなったりして自然消滅したんですけど、私の中ではバンドをしたい気持ちが強くなっていって。
それで、ライブを観に行く中で知り合ったJanne Da Arcのコピーバンドにボーカルとして誘ってもらう機会があって参加するようになりました。
誘ってもらえた理由は男性ボーカルだとファンの女性に手を出す危険性があるけど、女性ボーカルだったらファンに手を出すリスクがないからってことだったみたいです(笑)
初ライブは緊張したというより、こういう景色が見れるんだ!と思ってすごく楽しかったです。
ライブが終わって、すぐ次のライブがしたい!って言ってました。
ライブに出てからはステージを見る目が変わりましたね。
こんなふうにお客さんを煽ってるとか、こういうパフォーマンスのしかたもあるのか、って考えるようになりました。
それで何度かライブに出たんですけど、当時はステージでパフォーマンスをするっていうことをあまり自覚できていなかったんですよね。
ライブをしていることに自分のテンションが上がって、盛り上がりすぎてしまって歌詞が飛んだりすることが多くなって。
メンバーから「ステージはお客さんに楽しんでもらうためのものだから、自分ひとりが楽しみたいだけなら出なくて良いよ」と言われることもあって、
ステージに上がる自信を持てなくなってしまってバンドを辞めることになりました。
(Photo by @245_photo)
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次回に続きます。