見出し画像

会社員からフリーランスへ 「成功」するために決定的に大切なこと

みなさんこんにちは、ケイです。
みなさんDTMしてますか?

私は50代で大企業の開発部長職をやめ、趣味のDTM(パソコンを使った音楽制作)でフリーランスになってしまった人です。

そして思いつきでフリーランスになったわけではなく、かなり周到な準備をしたおかげで現在は生活が軌道に乗り、自分の準備は間違いではなかったと確信を持って日々を送っています。
今回はその準備のなかで僕が考えたこと、攻めと守りその両面のうち、「攻め」の話をしてみようと思います。

フリーランスの60%が3年で廃業する

昨今何かとフリーランスが持て囃される世の中になりましたが、フリーランスの60%が3年以内に廃業に追い込まれていることをご存知ですか。3年以内ということは半年、1年持たなかった人もいるということ。
そしておそらく多くの元フリーランスは会社員かアルバイトに戻っているのだと思います。

みんなやってるし、自分もなんとかなるんじゃないか?

そんな表面的なことでフリーランスに憧れ、計画性もなくチャレンジしたら大失敗すると思います。3人に2人が失敗している、という事実をしっかりと捉え、用意周到な計画を練ってからフリーランスに挑むべきだと思います。

まず、それは本当に好きなことか自問自答する

フリーランスになるために会社を辞めようかと考えているあなたは、もしかすると会社が辛いという気持ちかもしれませんね。僕はその気持ちでフリーランスを目指すのは大いにありだと思います。
「逃げちゃダメだ」「努力が足りないんだ」という心の声が聞こえるかもしれませんが、それは気のせいです。嫌なものは嫌なわけですし、、、

嫌なことに時間を使い続けられるほど人生は長くない

ということです。
しかに、だからと言って、フリーランスになると心の辛さが全て消えるかというとそう甘くはありません。会社員時代に自分を苦しめた上司に代わり、今度はクライアントがあなたを苦しめるようになるかもしれません。

そう、フリーランスになったって辛いこと・苦しいことはある

だから、フリーランスになろうとしているあなたはまず、フリーランスとして取り組もうとしている仕事を自分は本当に好きなのか、を何度でも自問自答してほしいです。
学生時代、食べなくても寝なくても熱中できたゲームがありませんでしたか?あれくらい熱中できる仕事、朝から晩まで毎日やって、休みなんかなくたって楽しい、心の底からそう思える仕事があるならあなたはフリーランスを目指すべきだと私は思います。

逆に、儲けられそうだから、みんなやっているから、楽そうだから、そういうマインドで好きじゃない仕事を選んでフリーランスになると、辛いこと・苦しいことを乗り越えられません。

そんな人はきっとフリーランスを廃業して会社員に戻ることでしょう

だから、食べなくても寝なくても熱中できる楽しいことが見つからないあなたは、残念ながらフリーランスには向いていないと思うので、僕は全力であなたに会社に留まるか、今の会社が嫌なら転職をお勧めします。

会社員は毎月安定したお給料を頂ける素晴らしい長所がある仕事です。仲間とみんなで助け合って目標に向かっていけるのもフリーランスにはない素晴らしさです。
好きな事が無いのにそれを捨ててしまうのはもったいないです。

会社員のままSNSで5,000人フォロワーを作る

フリーランスになると、仕事は自分から取りに行かなければならない。座っていてもくるものではない、と思い知らされます。
会社員時代の上客をそのまま引き継いで独立できる人は稀だと思うので、まずは顧客を集めなければなりません。今の時代広告費をかけなくてもそれができる手段があります。SNSです。

食べなくても寝なくても熱中できる事があるあなたなら、SNSで好きな事を発信してまずは1,000人のフォロワーを作ることを目指しましょう。あなたが大好きなことなわけですからチャレンジできるはずです。
そしてあなたのそのチャレンジに魅力があるならフォロワーは増えていくはずです。
だから、フォロワーが1,000人行くかどうかで自分自身の可能性を客観的に見極めることができるでしょう。例えば、、、

途中で挫折するならそこまで好きじゃなかったということ
集められないならそんなニーズはなかったということ

1,000人を超えたらその延長線上に5,000人は見えてきます。その5,000人到達がフリーランスでやっていける可能性の目安だと思います。
もちろん5,000人はSNSだけで食べていけるような規模では到底ありませんが、5,000人の顧客リストがあると考えたらどうでしょう?
しかもその顧客リストのメンバーは、あなたが食べなくても寝なくても楽しいこと、に興味を持ってくださっている々です。ここまでくれば、、、

あとは、あなたの好きなことでサービスを作って喜んでもらえるか?

です。
それが見えたらあなたのフリーランス人生の道筋が見えるはずです。

会社員のまま副業で月5万円稼ぐ

ただ、SNSで5,000人のフォロワーができても、食べなくても寝なくても楽しいことを持っていても、それが必ずしも思った通りにお金になるとは限りません。会社の看板なく、自分自身の価値でお金を稼ぐというのは本当に大変なことです。
試しに会社のブランドや職場の同僚、友人・知人をあてにせず、ギャンブルもせず好きな事で1万円稼いで見てください。それは最初本当に難しいことだと気づくはずです。そして、、、

フリーランスになってからもし稼げなかったら絶望が待っています

だから最悪なのは会社員を辞めてしまってから稼げないことに気づく事です。
だから、会社を辞める前に副業で稼ぐというテストにチャレンジしてください。これがもしできなかったらなんのことはない、フリーランスを諦めて会社員を続ければ良いのです。辞めなければ戻れます。そのうえで、、、

副業で月5万円稼げたらフリーランスで生きていけるかも

逆にもしだめならしたたかに会社員を続けましょう。副業で稼げない人がフリーランスでは稼げないと思った方が賢明です。
つまり副業は、会社員という安定した収入をキープしたまま、自分がフリーランスとして稼げるかどうかを安全に測れる最高のセルフテストです。

ちなみに副業は確定申告によって会社にバレます。しかし確定申告はその年に20万円以上の所得を超えてはじめて義務が生じます。副業禁止の会社であっても、この副業の目的は月5万円稼げるかどうかを測るだけですから20万円の範囲内で十分テスト結果は出るはずです。

ここまでできたら攻めの計画はかなり現実味を帯びたものになったはずです。でもまだ、これだけで喜んでフリーランスになってはいけませんよ。フリーランスには攻めの計画だけじゃなくて、、、

守りの計画が重要なのです

次回はその守りについてお話してみようと思っています。
ご興味のある方はぜひお楽しみに。

いいなと思ったら応援しよう!