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社会人で管楽器を始めるのは遅い? #4 活動の場について

管楽器というのは実は活動できる範囲が少し狭いです。
一般バンドといわれる社会人が中心の吹奏楽団体やオーケストラ団体のような組織が管楽器奏者の主な活動場所です。

ジャズバンドや室内楽と言われるアンサンブル編成もありますが少人数のため一人一人に求められるレベルが高くいきなり挑戦するのは少しハードルが高いです。
活動しようとするとまずは吹奏楽の一般バンドに入るのが現実的かなと思います。私のまわりの管楽器をやっていたけど今はやってない友人にその理由を聞くとほとんど「吹く機会がない 活動場所がない」という答えが返ってきます。

対してピアノやギターはどうでしょうか?

ピアノ
 ほぼ全てのジャンルの音楽に対応する事ができます。軽音楽やヘビメタのような一見関係がなさそうなジャンルでもキーボードを使って参加ができます。合唱の伴奏も1台でできますしとにかく「ピアノが弾ける」というだけで活動の幅がめちゃくちゃ広がります。
ギター
 弾き語りができるというのが強みです。路上ライブをしている人をよく見かけますがギター+歌というだけで音楽が完成しています。残念ながら管楽器にはできない音楽のスタイルです(カラオケの流しながら吹くという方法もありますが)
 ソロギターというスタイルもありギターが弾ければバンドに入ったり余興演奏、路上ライブと活動の場は多いです。

どちらの楽器も「一人でもできる事が多い」「対応するジャンルが広い」というのが強いですね。

 私が楽器経験者という事もあり、社会人なってから知り合いに余興演奏やちょっとした発表の場を依頼される事があります。会場の盛り上がりを考えると管楽器を揃えて・・・というよりどうしてもボーカルが入ったバンドスタイルに落ち着く事が多いですね。その際は管楽器よりもピアノやキーボード ギター ベース ドラムといった楽器が優先されます。私は一応ベースが弾けるためベースを担当することが多いのですがこういった状況の時に残念ながら管楽器の活動範囲の狭さを感じてしまいます。

もちろん大人数の団体で管楽器を吹く事は他にも代えがたい楽しさはありますが、もしこれから楽器を始められる方はあらかじめ「自分が楽器ができるようになったらどんな活動をするか」という事を計画される事をお勧めします!


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Studio Jitaku
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