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新年初日に考える、昭和100年目と今後の歴史【今日の余録】
2025年の今年は令和7年だけど、昭和が続いていれば昭和100年。
今日の余録では100周年にちなんで雑誌『キング』の話が出てきた。
そこで、ほかの100周年についても調べてみた。
いくつかピックアップすると…
エジプト王家の谷のツタンカーメンの墓発見(2月)
NHKのラジオ放送(3月)
普通選挙法の公布(4月)
山手線の環状線運転開始(11月)
ツタンカーメンの墓は、見つかってからまだ100年だった。
紀元前とはいえ、影響力のある人物の墓が3千年以上も発見されなかったことに驚きを隠せない。
どうやら非常に見つけにくい場所に墓があり、墓荒らしなどの被害にあわなかったらしい。また、「異端」として抹消された歴史に含まれる王のため、世間から忘れ去られたことも一因だとか。
とはいえ、3千年以上守られたセキュリティの高さは、今の時代に学ぶべきことがある…ようなないような?
東京商工リサーチの調べによると、今年100周年を迎える法人が2千ある。
中外製薬、野村ホールディングス、雪印メグミルク、近畿大学などなど。100周年にこだわらなければもっとある。
たとえば50周年を迎える法人は2万6千社以上だ。
自分に直接関係がなくても、長期間の周年記念はなんとなくワクワクする。
ただし、周年記念はいい出来事ばかりとは限らない。
阪神・淡路大震災は30年目を迎えるし、 福知山線脱線事故はちょうど20年目。そもそも、日本は戦後80年目だ。
余録でも触れられているように、戦後が永遠に続く未来であってほしい。
その前に、今の時代で終わらせない努力が必要なわけだけど、世界の情勢を見ていると楽観視はできないのがつらい。
今の自分に出来ることは少ないかもしれない。
それでもせめて、過去の歴史から学びを得る努力は生涯続けたい。
てなことを考えた新年初日でした。
あけましておめでとうございます🙂