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かけて、シワなく保管する
小さなパーツは箱に入れておくとして、大きなパーツは畳んでおけばいいかなと思ったけれど、ついついものを載せちゃったり、移動を繰り返したら、しわくちゃになっちゃった...。
そんなこと、ありませんか。
これは縫製を習った先生に教えていただいたのですが、身頃や袖、スカートなどの大きなパーツは「かけて」保管するといいですよ。
用意するものは、紙製の丸い筒、紐、Sカン、そして洗濯バサミ。
筒に紐を通し、Sカンにひっかけて、カーテンレールなどに吊るします。
素材によっては、滑り落ちてしまうこともあるので、大きい洗濯バサミで留めておきます。
窓際は日焼けしやすいし、キッチンが近いと匂いや油も気になるので、しばらく置いておくときには、風呂敷や使わない布でカバーしておくといいですよ。
紙の筒は、長さが50cm以上あると使いやすいです。生地屋さんの布を巻いてある芯が太さも長さもちょうどよいです。
生地屋さんで「ご自由にどうぞ」と分けてくださるところもあります。
ホームセンターや梱包材屋さんでポスター保管用の紙管などを買うのもいいですね。
ちょうど良いところに柱があれば、突っ張り棒も便利です。ただ、これは使わない時に外すのが面倒なので、仕事場向きです。
(記事冒頭のバナー写真をご参照ください)
シワなく保管できれば、作業前にアイロンを掛け直す手間を減らせます。
裁縫上手への一歩、どうぞお試しください。