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好き!嫌い!なんか好き!〜カラーガードスタジオ創設物語②〜【理想像と自分にゆれる大学編】

こんばんは!とくもです!

実は私アラサー男子。
いまだにバレンタインには、毎年母からチョコのプレゼントをいただきます。笑

母からのバレンタインは毎年、隙を生じぬ二段構え
おふざけチョコと、私が大好きな生チョコの2種類をプレゼントしてくれます。

今年のおふざけチョコはなんと漫画「キングダム」のチョコレート
どうせ包装紙にキャラクターがプリントされてるだけなんだろうなと思って開けると、そこには精巧なキャラクターの顔が描かれたチョコが・・!

今時のチョコはすごいなーという感動と、母の茶目っ気にクスッと笑いつつ、
母の愛情とチョコの甘さをしっかりと味わいながら、
理想と現実のギャップに揺れる大学生活編を書いていこうと思います。


〜過酷な道のり!?教職課程の厳しさ〜

僕は高校の教員になって、踊れる先生になるんだ!!!

そう決意をし、大学に進学を決めた僕。
入学オリエンテーションの一環で、初日から教職課程の説明を受けました
そこでさっそく教授から、先制攻撃を受けます

うちの大学で教職を目指す者は、教職課程に関わらず、履修している全授業の欠席を禁じます。
欠席をした授業がある学生に対しては、教職課程の履修を認めません。

大学生といえば、高校生とは違い、

ちょっとした理由で欠席をしても誰からも怒られない!
自由な生活!キャンパスライフ!!(そんなことはない)

そう思っていた私は、
まじかよ。。。グッバイキャンパスライフ。。。
と思ったことを憶えています。

とはいえ、踊れる先生を目指して頑張る!と決意を決めていた私。
雨の日も雪の日も嵐の日も、
友達と遊びたい気持ち、バイトをもっと入れたい気持ちを抑えながら、
必死に無遅刻無欠席、全単位しっかり取りながら学生生活を続けます。

全てはドキドキワクワクな教育実習を楽しみに・・・!

〜ついにきた!楽しみいっぱい教育実習〜

大きな問題もなく、時は進み、大学4回生の6月。
待ちに待った教育実習が始まります!!

やっと、先生という立場として、生徒と関われる!
初めて会う生徒達はどんな子達だろう?
いろんな個性の子達と会えるといいなー!

そんな思いを胸に、実習先の学校に到着。
僕が実習を担当させてもらえることになったのは、高校二年生のクラス。
担任の先生に挨拶を済ませ、意気揚々とクラスへ向かいます。

みなさんおはようございます!
今日からみんなと一緒に、勉強をさせてもらう徳茂です!
短い間だけど、気軽に話しかけてください!よろしくお願いします!

と特に面白みもなく、ありきたりな挨拶を済ませると、

よ!!!いらっしゃい!!徳茂先生!!


といった感じで、お調子者のメンバーがしっかりと盛り上げてくれたのをよく憶えています。笑

そんな形ではじまった教育実習。

慣れない授業に必死に取り組み、
生徒達からもたくさん話しかけられ、
毎日を一生懸命過ごしました。


しかし、その過程で、少しの違和感を感じ始めます。

〜友達?先生?実習生の距離感〜

毎日忙しくも、とにかく楽しい実習期間。
生徒たちと一緒に昼ごはんを食べたり、掃除をしたり、
他愛もない雑談をしたり・・・。
とても充実した日々を過ごす中で、あることを感じ始めました。

あれ?生徒との距離感ってこんな感じだっけ?

生徒からすると、教育実習生は、実際の先生達よりも近寄りやすい存在。

それにしても、僕は生徒と仲が良すぎるのでは・・・?

実際に、他の実習生にも生徒は集まっていましたが、
話している時の距離感、接し方、話題、
どれをとっても、僕は生徒たちと距離がとても近い感じがしたのです。

そこでもう一つ考えます。

生徒に慕われることは悪いことじゃない。。。
でも自分はこの距離感で親しくなってる生徒達に
はたして叱ることができるのか・・・?

ここで私の中で、踊れる先生への道に暗雲が立ち込めました。
生徒が可愛すぎるあまり、僕には、
生徒達を叱る、ということがとても難しいこと
であるとわかったのです。

そんなこんなで、さまざまな思いを頭の中で巡らせながらも、
教育実習はそのまま楽しく最後まで終了。
最終日には、
担当したクラスのみんなと集合写真を取ったり、手紙をもらったり、
かけがえのない時間を過ごすことができました。
(その子達も今じゃ社会人。みんな元気にしてるかな・・?笑)

担当したクラスの生徒達と記念写真

〜就職活動か、教員採用試験か〜

教育実習中に、自分が教員になるべきではないのでは?と感じ始めた僕。
大学生活に戻り、改めて、自分の頭と心を整理します。

当時の、僕の理想の教員像

生徒とほどほどに仲が良く、ダメなことはダメだとちゃんと怒れる先生
なおかつ、カラーガードを生徒に教えられる先生

うーん、早速理想とかけ離れてしまった。。
しかも、全く直せる気がしない。
(というより、そのためだけに直したいと思えない。)

ほぼ自分の中で結論が出ていながらも、進路を迷っていた僕。
そこで、教職でお世話になっていた教授が、決定打となるアドバイスをくれました。

就職をしてから、教員の道を改めて目指すことは悪いことじゃない。
むしろ、最初から教員になった先生より、会社員という社会を知ることができる分、生徒たちの進路指導はより深い内容でアドバイスができる。
教員になるんだ!という思いが揺らいでいるなら、一旦社会に出て考えるのも手だよ。

なるほどそれも一理ある。
教授のアドバイスがそのまま腑に落ちた私は、
そこで教員の道を一旦諦め、
就職活動をすることを決断します。

やっぱり教員になりたい!!!と思った時のために、
教員免許はしっかり取得しながら☆

そうして、僕は就職活動と教職課程を両方やり遂げ、
大学を無事に卒業し、
会社員として新社会人の生活をスタートします。

カラーガードを若い世代に指導したかったな・・・
という思いを心の片隅にしまって。

今回の記事はここまでです!
次回はいよいよクライマックス!
社会人となった僕が、スタジオエイトのインストラクターとなるまでのお話。

次回もよろしくお願いします!!

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