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【子育て主婦向き】心理カウンセラーに向いている人・心理カウンセラー資格ジャンル別9選

こんにちは。
勉強大好き主婦のナルミです。

「30代の子育て主婦からでも心理カウンセラーになれる?」
「心理学を勉強したいけど、何を目標にすればいいのかわからない…」

30代・40代の主婦が、子育てを通して心理学に関心を持つことはとてもよくあります。
わたしも、元々あった興味が30代になってより強くなっています。

この記事では、心理カウンセラーに向いている人や具体的な資格を紹介します。
自分の適正・興味関心・難易度を考慮して、学習の目標設定の助けになると幸いです。


1.心理カウンセラーや心理系の仕事に向いているのはどんな人?

心理カウンセラーや心理系の仕事にはどんな人が向いているのでしょうか?
おおまかにまとめました。
「自分には向いていない…」と落ち込む必要はありませんよ!
学習を通して、近づいていけばOKです。

1.1 クライアントと適切な距離を保てる

心理カウンセラーの仕事は、悩みを抱え、迷い苦しみ、現状を何とかしたい!という方と向き合うことです。
どんな重篤な相談だったとしても真摯に向き合いつつ、影響されすぎず、適切な距離を保った対応が求められます。

1.2 聴く力・伝える力がある

心理カウンセラーには、相手の話に耳を傾けて引き出す「聴く力」と相手が受け入れやすい形で必要なことを「伝える力」が不可欠です。
聴くだけでも伝えるだけでも、心理カウンセラーの仕事は務まりません。

1.3 知的好奇心に富み、自己研鑽できる

心理カウンセラーがクライアントとともに解決の糸口を探すにあたり重要になるのが、専門的知識と経験です。
専門知識を常にブラッシュアップし、フレッシュなものにしておくべく、自己研鑽の意識を持てる人が向いています。

2.主婦は心理カウンセラーに向いてるの?適正はある?

「求められる適正のハードル高くない…?」と思った方、安心してください。
個人の見解ですが、日々様々な経験をしている主婦の私たちは、心理カウンセラーの適正はあると思うのです。

2.1 主婦は心理カウンセラーに向いている!適正あり!

主婦が心理カウンセラーに向いているのか、先述の心理カウンセラーに向いている人の3項目をもとに、主婦の生活と照らし合わせて考えました。

①クライアントと適切な距離を保てる
パートナーや子ども、両親、義両親、親族、友人、職場のひと…などなど、それぞれの関係で、ほどほどに良いお付き合いができる距離感を身に付けていませんか?
「ここまではいいけど、ここからは入らせません」という、いい意味での「線引きができるか」が死活問題だからです。

②聴く力・伝える力がある
特に子育てを経験している方にとっては、忍耐強く聴く経験・相手に伝わるよう繰り返し伝える経験は日常茶飯事ではないでしょうか。
相手や状況によって、頭をひねり、手を変え品を変え試行錯誤していることが、有利に働くでしょう。

③知的好奇心に富み、自己研鑽できる
子育て便利グッズやライフハック、家事の時短など、主婦業と情報収集は切っても切り離せません。
常に「どうやったら良くなるか」「簡単にできるか」を考えて、取り入れている

2.2 子育てが一段落するといろんな意欲が湧いてくる

子育てが一段落すると、自分のことを考える時間が増え、「これまでできなかったことをやりたい!」「人生を生き直したい!」と、多方面に意欲が湧きやすくなります。
実際、スクールの体験講座等に行くと、主婦の方の受講率は高いんですよ。
最初からプロを目指さなくとも、自分自身のために学ぶことも立派な目的です。

3.主婦でも取得しやすい心理カウンセラー関連の資格は?

心理カウンセラーの資格によって、受験や取得の難易度は異なります。
大学での専門の勉強や実務経験が必要な資格もあります。
完全に初心者から受験できるものを選びましょう。

主婦でも取得しやすい資格のポイント
・受験に条件がない
・通信講座や独学で学べる
・講座修了と同時に取得できる

4.【代表的】主婦におすすめの心理カウンセラー資格

代表的な心理カウンセラーに関する資格を紹介します。
スクールや通信講座でとても人気です。

4.1 メンタル心理カウンセラー®(主催:日本能力開発推進協会 (JADP))

メンタル心理カウンセラー®は、医療・福祉・教育業界など、さまざまな場所で求められるカウンセリング能力を備えていることを証明する資格です。
心理学やカウンセリングに関する基礎知識だけでなく、クライアントや精神医学に関する基礎知識も学びます。

日本能力開発推進協会 (JADP)

4.2 メンタルケアカウンセラー®(主催:メンタルケア学術学会)

メンタルケアカウンセラー®は、心理学の基礎知識と円滑なコミュニケーションに求められる基礎能力を有することを証明する資格です。
カウンセリングの基礎知識やこころの病気について学び、自分自身のストレスマネジメントや、 他者との円滑なコミュニケーションに役立ちます。

メンタルケア学術学会

5.【子どもを対象】主婦におすすめの心理カウンセラー資格

続いて、特に子どもを対象とした心理カウンセラーの資格を紹介します。
資格取得に必要な知識やスキルは、通信講座で学べて、在宅で受験できるものが多いです。

5.1 子供心理カウンセラー(主催:日本インストラクター技術協会)

子供心理カウンセラー®とは、子どもの心の発達や成長、家族との関係、社会との関係など、子どもの人格や性格の形成にかかわる知識を有し、適切なアドバイスやカウンセリングを行うための知識を有したことを証明する資格です。お腹の中の赤ちゃんから乳児期、幼児期、学童期、思春期など、成長に応じた親や周囲との子どもとの関りとその関りが与える影響、子どもが見せるしぐさから見る心理、子どもの悩みや問題への接し方など、子どもの成長と発達の段階に合わせて適切なアドバイスや助言ができる知識や技術が必要です。資格取得後は、子供心理カウンセラー®としてカルチャースクールや親子教室、学校での相談員などとして活躍の場が広がります。

日本インストラクター技術協会

5.2 チャイルド心理カウンセラー(主催:日本メディカル心理セラピー協会)

チャイルド心理資格のチャイルド心理カウンセラー資格とは、胎児期から乳児、幼児、学童、思春期までの子どもの心理や発達を十分に理解し、また、悩みや問題に対してカウンセリングをおこなう技能、知識を有していることを証明する資格です。
子どもとお母さんの関係、子どもとお父さんの関係、家族構成によって子どもの成長にあたえる影響や違い、子どもの性格、子どもの仕草、赤ちゃんが泣く心理、赤ちゃんの気持ちの動き方、会話が与える親子関係への影響、小学校低学年から高学年、中学校にかけての発達と心理、子どもが喧嘩をする原因、学校と子ども、ギャングエイジや反抗期などの接し方など、子どもの心理に関して知識を有し、かつカウンセリングを行うカウンセラーとして活動できる技術を有していることを証明します。資格取得後は、チャイルド心理カウンセラー®として活動することができます。

日本メディカル心理セラピー協会

Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが「ザ!世界仰天ニュース」で「チャイルド心理カウンセラー」資格を取得した事を明かしました。

6.【家族・夫婦を対象】主婦におすすめの心理カウンセラー資格

続いて、特に家族や夫婦を対象とした心理カウンセラーの資格を紹介します。
資格取得に必要な知識やスキルは、通信講座で学べて、在宅で受験できるものもあります。

6.1 家族心理カウンセラー(主催:日本生活環境支援協会)

家族心理カウンセラー®とは、夫婦間や親子のかかわりなど、男女のカップルと家族の抱える個々の家庭の問題について正しい知識を持ち、かつアドバイスできる知識を持っていることを証明する資格です。
結婚や妊娠、出産に伴う家族関係の変化、別居や離婚、再婚などの大きな環境の変化、家庭円満のためのポイントやアドバイスなどを的確に判断でき、かつどのような対処法をとる必要があるかを判断する知識と技量が必要となります。
夫婦問題や親子関係の問題、家族問題などの専門家としてカウンセラーとして活動するだけでなく、講師としても活躍できる資格です。

日本生活環境支援協会

6.2 夫婦心理カウンセラー(主催:日本メディカル心理セラピー協会)

夫婦心理カウンセラー®とは、夫婦関係や家族関係の問題解決や関係構築などに関して、正しい知識を持ち、適切なアドバイスやカウンセリングを行うことができることを認定する資格です。
夫婦間の浮気、離婚、失業や失職、浪費癖、DVなどの家庭内暴力、別居、精神的DV、経済的DV、アダルトチルドレン、夫婦と子どもとの関係、束縛や過干渉などの問題に対して正しい知識を持っていることが必要になります。
また、夫婦間の問題が子どもに与える影響や、子どもの抱えるいじめや進学、学校、勉強、親子関係などの問題とのかかわり方などについての正しい理解と知識も必要になります。夫婦や家族専門のカウンセラーとして活動することもできる資格です。

日本メディカル心理セラピー協会

7.大学・大学院に通って挑戦!知名度・信頼度MAXの心理カウンセラーの資格

続いて、難易度は高くなりますが、知名度や信頼度がとても高い、大学や大学院に通って挑戦する資格を紹介します。
長期的な観点で、受験を検討するのもありですね。

7.1 臨床心理士|公的資格(認定:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会)

「臨床心理士」とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。
臨床心理士の専門業務は、主に以下の4つです。

①種々の心理テスト等を用いての心理査定技法や面接査定に精通していること。
②一定の水準で臨床心理学的にかかわる面接援助技法を適用して、その的確な対応・処置能力を持っていること。
③地域の心の健康活動にかかわる人的援助システムのコーディネーティングやコンサルテーションにかかわる能力を保持していること。
④自らの援助技法や査定技法を含めた多様な心理臨床実践に関する研究・調査とその発表等についての資質の涵養が要請されること

受験資格
あらかじめ臨床心理士養成に関する指定大学院または専門職大学院の修了を基本モデルとする“受験資格”の取得が必要です。

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会

7.2 公認心理師|国家資格(認定:文部科学省・厚生労働省(共管))

公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。
1.心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
2.心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
3.心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
4.心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

文部科学省・厚生労働省

受験資格
[A] 大学および大学院で、心理学その他の公認心理師となるために必要な科目を修了した者、またはそれに準ずる者。
[B] 大学で心理学その他の公認心理師となるために必要な科目を修めて卒業した者、またはそれに準ずる者で、一定の施設において心理に関する支援の業務に従事した者。
[C] 上記2つに掲げる者と同等以上の知識・技能を有する者。

河合塾KALS

7.3 認定心理士|民間資格(認定:公益社団法人日本心理学会)

認定心理士資格は、「公益社団法人日本心理学会」が認定する心理学の基礎資格で、4年制大学で心理学の標準的な基礎知識と基礎技術を修得していることを認定するものです。
4年制大学で一定数の心理学の単位を修得したうえで申請すれば資格を取得できます。
受験資格 引用
1.大学(大学院)を卒業(修了)し、学士(修士)の学位を取得していること
2.大学(大学院)で所定の36単位以上を修得していること

放送大学

8.まずは資料請求から♪初心者でも心理カウンセラーに関する資格は取得できる!

自分の興味関心や、将来、資格の難易度をじゅうぶん考慮すれば、初心者からでも心理カウンセラーに関する資格はじゅうぶん取得可能です。

まずは資料を請求したり、体験講座に行ってみましょう。

9.資格選びの前に「自分を知る」のもアリ!やりたいことがなくても大丈夫

心理カウンセラーに関する働き方や資格を紹介してきましたが、それよりも前に「自分を知る」のもおすすめです。
やりたいことがない・焦って勉強し始めて失敗しそう・・・という方は、以下のポイントで書き出してみて、自分を掘り下げてみましょう。

・日常で長く時間を使っている時間は何か?
・過去長く時間を使ってきたことは何か?
・これからどんな人生を送りたいか?どんな人生はイヤか?
・人生で達成したいことを100個書き出す。(欲しい物、行きたい場所、会いたい人な
ど)

「やりたいことがない」のは悪いことではありません。
自分の人生の理想を描く、最高のタイミングがやってきているのです。
自分を掘り下げて、一心不乱に突き進める目的や目標を発見してみてください。

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