【簿記2級は独学で合格!】低コストで合格するおすすめの勉強法を解説
こんにちは。
勉強大好き主婦のナルミです。
「簿記2級を独学で合格するには何時間くらい勉強すればいいの?」
「一度不合格になって、モチベーションが下がっちゃった…」
簿記を勉強する人の間では、よく上がる疑問ですよね。
実際、私もそう感じていました。
本記事では、そういった経験も踏まえ、簿記3級と2級を立て続けに独学で合格できた主婦が、勉強方法やおすすめテキスト、陥りがちな失敗をまとめました。
仕事や家事、育児で忙しくしながらも、簿記2級にチャレンジしようとされている方の参考になれば嬉しいです。
1.簿記2級を独学で勉強して合格までにかかる時間
簿記2級合格を独学で勉強して目指す場合、一般的には下記くらいの時間がかかると言われています。
・全くの簿記初心者ならば、約6~8ヶ月(350~500時間)
・簿記3級保持者ならば、約4~6ヶ月(250~350時間)
私が独学で合格したときも、この範囲内でした。
簿記3級を受験した直後から簿記2級の勉強を開始しました。
最初は、簿記の知識・記憶が薄れない程度にゆったりと、終盤は過去問題集を集中して反復!で、合格できました。
自分のレベルに合わせて、余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめです。
2.簿記2級独学で勉強にかかった費用
簿記2級合格を独学で目指す場合に掛かる費用はテキスト・問題集代と受験料です。
私の場合は、10,440円でした。(内訳は以下の通り)
【簿記2級のテキスト・問題集代と受験料の内訳】
・スッキリわかる日商簿記(商業簿記):1,650円
・スッキリわかる日商簿記(工業簿記):1,650円
・合格するための過去問題集 日商簿記2級:2,420円
・日商簿記2級受験料:4,720円
勉強費用がここまで低コストで、知名度の高い資格は他に無いのでは?
あとは、どれだけ時間というコストを掛けられるかです。
3.簿記2級独学合格のおすすめテキスト・問題集
簿記2級独学合格を目指すにあたっての最強のパートナーは、やっぱりスッキリわかるシリーズです!
簿記3級独学合格のときにも大変お世話になりました。
【簿記2級のおすすめテキスト・問題集】
・スッキリわかる日商簿記(商業簿記)
・スッキリわかる日商簿記(工業簿記)
・合格するための過去問題集 日商簿記2級
どれもロングセラー中のロングセラーなので、フリマアプリ等で安く手に入れることも可能です。
ただ、問題集に関しては、出版年が最近のものを自分専用に買うのがおすすめです。
マスキングテープや推しのステッカーなどを貼って、デコレーションしてました。
4.簿記2級独学の勉強方法
簿記2級を独学で合格したときの勉強方法をベースに紹介します。
テキストは違っても基本的な勉強方法は同じで、以下を商業簿記・工業簿記それぞれで同じように行います。
1テキストを1冊数回読む。
2問題集を数回解く。
3複数回間違った、苦手な内容をノートに書き出す。
4過去問題集を回繰り返す(最低3回)
5無料の模擬試験を受ける(ネット試験ならネット模試)
★YouTube「【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき」の動画をスキマに見る
「簿記系YouTuber?ふくしままさゆき」先生の動画は、テキストの知識をさらに強化でき、おすすめです。
「国内最高品質の「本質理解型」講義。」の謳い文句は過言ではなく、動画の知識と問題集だけ(テキストなし)で簿記2級に合格した猛者もいるそうです!
5.簿記2級と3級はどう違う?難易度は?簿記3級と同時合格を狙うのもあり
日商簿記2級、それは知名度・信頼度ともに抜群で、流行に左右されず常にニーズの高い資格です。
更新の必要がなく、一度取得すれば、一生モノになります。
日本商工会議所が位置づける、簿記2級のレベルは以下の通り。
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。出典:)
5.1 日商簿記3級と2級の違い
日商簿記2級と3級の最大の違いは、試験範囲です。
試験範囲は3級は「商業簿記」のみですが、2級からは「工業簿記」も含まれます。
試験の難易度はもちろん高くなりますが、その分、より実務に沿った簿記の知識・スキルが身につき、取得によるメリットも3級とは段違いです。
5.2 簿記2級の合格率・難易度
簿記2級の合格率は、年によって開きはあるものの、平均して21.5%前後で推移しています。
「10人受験して合格するのが2人」と考えると、難易度は高いと言えそうです。
簿記3級の合格率が40~50%であることと比べると、さらに高く感じますね。
簿記2級の合格基準は、「商業簿記が60点、工業簿記が40点配点の100点満点中70点以上」です。
5.3 簿記3級を飛ばして2級受験はアリ?単願・併願について
簿記3級を飛ばして2級から受験したり、簿記3級・2級を同時に受験することが可能です(併願といいます)。
ただ、簿記2級試験では簿記3級の知識があることを前提に出題されますので、簿記の学習がまったく初めてという方は、まずは3級から始めるのがおすすめです。
6.簿記2級独学者が陥りやすいポイント!不合格の理由と改善法5選
簿記2級を独学で受験したものの、結果は不合格!
…なんてことも、なきにしもあらずですよね。
独学者が陥りやすいポイントと改善方法をまとめましたので、皆さんはぜひ回避して一発合格できますように!
独学者が陥りやすいポイントと改善方法
1:苦手な分野をそのままにしていた。→失敗と向き合うメンタルに変える!
2:用語の意味を理解しないまま、暗記だけしていた。→YouTubeで理解するまで補強!
3:問題集を反復する回数が足りていなかった。→逆算して余裕のあるスケジュールにする!
4:「実務経験がないからわからなくて当然じゃん」と変に開き直っていた。→実務経験ゼロでも合格者はいっぱいいることに目を向ける
5:簿記3級を飛ばして、2級を受験していた。→焦らずに一つひとつ達成する
過去問で合格点が取れなかったり、不合格が続いたりすると、負のスパイラルに入りそうになりますよね…。
そういうときこそ、「簿記2級に合格した自分の姿を想像」してくださいね!
7.簿記2級を独学で合格するにはしっかり時間を確保できるスケジュールがカギ!
低コストで一生モノの資格を手に入れるには、しっかり時間を確保することがカギです。
個人的には、簿記3級よりも簿記2級の勉強のほうが楽しかったですね。
工業簿記にはどこかパズル要素が感じられ、カチャッ、カチャッと回答が組み合わさっていく気持ちよさがありました。
初学者が陥りがちなポイントを回避して、まずはチャレンジしましょう♪
簿記3級の勉強方法や、モチベーションなど、他の記事もぜひ参考にしてください。
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