親しき仲にも礼儀あり
「親しき中にも礼儀あり」
大切にしている言葉の一つです。
この言葉を心に置くようになったきっかけは、
親しき仲には礼儀がない、まったくの無礼者だった、
若い頃の自分への戒めでしたw
若い頃って、
なぜか根拠のない自信に満ち溢れていて、
とんでもなく我儘だったりするもので、
逆にそれがパワーの源だったりもしますよね。
無駄に虚勢を張ってみたり、
やたらと上下関係を気にしてしまって、
上であることが全てであるような態度を取ってしまったり。
あれから数十年、
齢五十を過ぎた今はどうでしょう?
あの頃に先輩方から教わった、
基本に戻っているだけなんですよね。
悪いことをしたら、ごめんなさい。
恩を受けたら、ありがとう。
そこには上下関係なんかは関係なく、
素直に頭を下げることが当たり前で、
今では、それが美徳であるとさえ思えます。
ミスを指摘してくれた人に、
イラッとするのは逆恨みですよね?w
後輩や若い人たちに、
頭下げるのは恥ずかしいことでしょうか?
親しいからこそ礼節を大切にしたいですよね。