定冠詞をいつ使えばいいのか?
イタリア語では英語と比べるとよく定冠詞を使います。ほとんどのイタリア語の文章においては冠詞を付けないで名詞のみを使うことはありません。
ただし、inの後に国名が来る場合は冠詞を付けません。
Vado in Germania a settembre. 9月にドイツに行きます。
Abitavo in Giappone. 日本に住んでいました。
時間には女性冠詞を、日付や年には男性冠詞を付けます。
all'una 1時
alle tre 3時
Og
¥100
イタリア語文法 冠詞②
定冠詞と他の単語を組み合わせる
イタリア語では前置詞と冠詞が続くと2つの単語が組み合わさり、別の単語になることがあります。
a(英語ではat、in、toなどの意味がある、(方向、到達点、範囲)…へ、…に、…で)
a + il = al al ristorante レストランで
a + l' = all' all'ospedale 病院で
a + lo = allo allo stadio スタジアムで
a + la = alla alla scuola 学校で
a +
不規則活用の名詞の複数形
単数では男性名詞であるのに、複数になると女性名詞になるものがあります。-oから-aに変化します。
il dito(指) → le dita
un uovo(卵) → le uova
il lenzuolo(シーツ) → le lenzuola
※注意!
他にもuomo(男性)の複数形はuomini、la mano(手)の複数形はle maniという例外もあります。
-caと-gaで終わる女性名詞を複数形にする時にはhを加えます。
l'amica(
名詞の複数形
イタリア語において、ほとんど名詞は語尾を変えることで複数形にすることができます。しかし、中には同じ形のままであったり、あるいは形を変える不規則形もあります。
語尾を変えて複数にするもの
語尾が-o、-a、-eで終わる男性名詞は-iに変化させることで複数形にすることができます。ほとんどの男性名詞の複数形は-iで終わります。
-oで終わる男性名詞の例
un gatto(1匹の猫) → due gatti(2匹の猫)
un letto(1台のベッド) → due
男性と女性の名詞
イタリア語では同じ職業であっても男性と女性に使う単語が違ったりします。
un uomo: 1人の男性
una donna: 1人の女性
un fratello: 兄または弟
una sorella: 姉または妹
un toro: 牡牛
una mucca: 乳牛
大抵の場合は語尾を変える事により男性名詞から女性名詞へと変化させることができます。
un cuoco una cuoca 料理人、コック
un ragazzo una ragazza 男の子