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アピアランスをXMLコードで適用する Keyboard Maestro 用アクション

Illustratorのアピアランスは,グラフィックスタイルとして書類の中に保存できます。その書類の中なら何度でも簡単に同じアピアランスを適用できるため,重宝しているかたも多いでしょう。

しかし,書類の外に出るとなかなか取り回しが面倒です。一旦グラフィックスタイルを適用したアイテムをコピペするとか,グラフィックスタイルライブラリとして読み込む必要があります。本当によく使うアピアランスについては,もっと手軽にアクセス可能にしたくなりませんか?

そこで今回は,アピアランスをXMLコードで適用するKeyboard Maestro用アクションを紹介します。

あらまし

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applyEffectという,特定の形式のXMLを渡すと指定した通りにアピアランスを適用するコマンドに基づいた機能です。XMLはアピアランスをかけてある書類をFXGファイルとして保存し,テキストエディタなどで開いてソースコードを見るとわかります(ただしFXGサポートはCS6までで停止しています)。

例えばこんな状況で使うのが便利です。

特定のIllustratorバージョンや書類に依存せずに,いつものグラフィックスタイル(アピアランス)を使いたい
オフセットの数値など,状況によって可変にしたい部分をKeyboard Maestroの変数やトークンで差し替えたい

XMLコードの利用には本来なら改行やnamespaceを削除するなど細工が要りますが,こちらは<ai:LiveEffects>から</ai:LiveEffects>までごそっとコピペすれば適用できるはずです。

動作環境インストール方法はそれぞれリンク先をご確認ください。macOSとKeyboard Maestroを使用中のかたのみご利用できます。

使いかた

対象のアイテムを選択した状態でアクションを実行してください。指定したアピアランス効果が適用されます。

買う

すべてのアクションをまとめてほしい場合は,マガジン[MaestroPack]または記事[前面にあるAdobeアプリを自動で動かす Keyboard Maestro 用追加アクション]をご購入ください。すでにそちらの記事を購入済みの場合は,その記事からダウンロードできます。

単品で買いたい場合はこの記事をご購入のうえ,下のリンクからダウンロードしてください。

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