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選択アイテムをキーオブジェクトにフィットさせる Keyboard Maestro 用アクション
Illustratorでは、アートボードやガイドの領域に合わせて四角いパスを生成したくなることがしばしばあります。これを直接実行するスクリプトは世の中に数多く公開されています。調べてみてください。
私の場合はすでにあるパスを、基準となるオブジェクト(またはアートボード)のサイズ・位置に合わせてフィットさせる動作をよくします。
例えば、図版指定サイズの変更に伴い、アートボードと背景色用の四角いパスの寸法を後から変えることになったときなどです。その場合は、すでにあるパスをフィットさせるアクションになっていたら便利です。
そこで今回は、選択アイテムをキーオブジェクトにフィットさせるKeyboard Maestro用アクションを紹介します。
あらまし
![](https://assets.st-note.com/img/1735268884-xc2oFTH31N7jpuOA5hCzGVPd.png?width=1200)
Illustratorで、選択アイテムをキーオブジェクトに合わせてリサイズ・移動します。
キーオブジェクト(サイズ取得元)として扱うものは、Fit basisの設定により、アートボードや整列のキーオブジェクトなど次のように変更可能です。
Artboard: アクティブなアートボードを基準にする
Guide: 選択中のクローズパスのガイドを基準にする
Key object: 整列のキーオブジェクトを基準にする
またプレビュー境界の使用、つまり線幅をサイズに含めるかどうかをUse preview boundsのチェックボックスで制御できます。
動作環境・インストール方法はそれぞれリンク先をご確認ください。macOSとKeyboard Maestroを使用中のかたのみご利用できます。
使いかた
Fit basisがArtboardのとき
フィットさせたいアイテムを1つだけ選択した状態で、このアクションを実行してください。
そうすると、アイテムがアクティブなアートボードにフィットします。
Fit basisがGuideのとき
ガイドのクローズパスと、フィットさせたいアイテムの2つを選択した状態で、このアクションを実行してください。
そうすると、アイテムがガイドのクローズパスにフィットします。
Fit basisがKey objectのとき
アイテムを2つ選択し、キーオブジェクトにしたいアイテムを、整列のときと同じように追加クリックしてください。その状態でこのアクションを実行します。
そうすると、キーオブジェクトでないほうのアイテムが、キーオブジェクトにフィットします。
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