オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
2020.6.9-9.27
@東京都現代美術館企画展示室地下2F(東京都江東区三好4丁目1−1)
入場料:1400円
★★★★☆
リリース時から楽しみにしていた展覧会。気づけば残り少なくなっていて、これ以上先延ばしにするとますます混んで来ると思ったので時間があまりなかったが行ってきた。
美術館公式Twitterで待ち時間がアナウンスされているが、14時台以降なかったので空いてきたのかなと思い、閉館の18時まで観るつもりで16時50分くらいに到着したのだが、まさかの展示室入場まで40分待ち・・・!!結局待ち時間は30分で入れたし、本当の混雑時はチケット購入までも○○分待ちとかなので、まぁ昼間ほどの混雑は避けられた・・と思おう。
チケットゲット後の入場待ちの列。は、果てしない・・・!
会場はすべて写真OKで、入場制限しているとはいえかなりの混雑だった。
オラファー・エリアソンの大規模個展ということで、かなり初期の作品から最新作まで、メディウムもさまざまで楽しかった。
氷の3Dスキャン・プリント。
後で出てくる、展覧会メインビジュアルにもなっていた虹の作品よりもここがいちばんSNSで見た気がする。変な動きしてる人もいて、だけど影だからその人を笑っちゃう感じとは違って面白かった。
モックがたくさん。作品作りのほぼすべての時間が検証なんだろうなあ。
なんかすごく並んでて時間もないし、諦めた作品を遠くから撮る。
プリズムと光を用いた作品。すっごいくっきりしてるし鮮やかだし面白かった。先日京都市京セラ美術館で見た杉本博司の作品を思い出す。
この電球の光を消してしまったら壁は真っ白なただの壁になるんだろうけど、すごく絵画っぽい。光で絵を描く。
これすごく良かった。大きな黒いテントみたいな場所に入って、最初は何も動いてなかったから「?」って感じだったけど、急に水面に波が立って上にある環状スクリーンに波の模様が投影されるという作品。自然現象を操っているわけだけど、とても心地よい揺らぎの空間。2020年の新作。
これが例の虹の作品。1993年の作品「ビューティー」。角度によって見えたり見えなくなったりする。
オラファー・エリアソン26歳頃の作品だ。
光の魔術師と呼びたくなる、光を巧みに使った作品ばかり。直感的な美しさがあるので老若男女、誰もが楽しめる私の好きなタイプの作品。
Netflixのアート・オブ・デザインという番組でオラファー・エリアソンの回は面白いのでおすすめ。
展覧会URL