自分のタイミング
おはようございます。
今日は5月最終日。
すでに2021年はわたしにとって大きなターニングポイントになる確信をしているのですが、折り返しの6月を迎えるにあたって想うことをここに書こうと思います。
すでにご存知の方も多いと思いますが、わたしは2011年から始めたアシュタンガヨガの練習を今年一度お休みすることを選びました。これまで椎間板ヘルニアの診断によりドクターストップがかかって強制的に自分のフル練習ができない期間が何度かありましたが、自らマットに立たないと決めたのは初めてのことです。
そのきっかけになったのが去年4月末、インド完全ロックダウンの最中に人生で最大の腰の痛みがあり、5月のはじめにデリーの脊柱専門の病院に行って診てもらった際に「あなたの背骨はおかしい、手術でしか治らない」と言われたことでした。この時はまだまだ練習を一旦ストップする気にはなっていませんでしたが、アップドックするだけで激痛が走るので2ヶ月くらいは強制的にお休みしないといけない状態でした。(レントゲンではL5が滑っている状態、いわゆるすべり症だったと思います)
手術するという選択肢はなかったのでしばらく独学で学んだリハビリをしながら様子を見ていた状態が数ヶ月続きました。
それから少しずつスタンディング、ハーフプライマリー、フルプライマリー、ハーフセカンド、フルセカンドと2020年の年末まで腰や体調に合わせて練習していましたが練習すると痛みが復活するので練習しては1日休まなければいけないような日々を送っていました。
そんな日々に頭をよぎったのは「このまま同じような身体のつかいかたをしていたら10年後歩けないかもしれない」という恐怖。
このときすでに「骨格ボディメイク」の存在は知ってはいたけれど「ボディメイク」という軽っぽい名称と発信しているメンバーのノリになんだか抵抗があって、そのときはピラティスのパーソナルレッスンを受けながらビタミンCやグルタチオン点滴、キレーション治療などを並行して行っていましたが腰は痛くなる一方。
最終的に藁にもすがる思いで手を伸ばしたのが「骨格ボディメイク」だったわけです。
そして、今腰の痛みからも解放されて(痛みが0になったわけではありませんが、ほとんど感じないレベルになったので痛みがあること自体忘れてしまう毎日です)この10年で関わることがなかった人々(以前ノリに抵抗があるなと思い込んでいた人たち)と交流しながら楽しい時間を過ごしています。
骨格ボディメイクを始めてから改めて感じるのは人生の可能性は無限大ということ。
以前のわたしは
・アシュタンガかそれ以外か
・練習のある生活かない生活か
・ヨガ的かそうじゃないか
みたいに無意識のうちに人生を二択にしてしまっていたのだけど
人生は本当に無限大の組み合わせでできていて、以前のわたしのように「正しさ」を求めてもそれは一生見つからないということ。
以前はできなかった「多様性を愛し、多様性を楽しむ」ことが骨格ボディメイクに出会ってわたしが変わったことのひとつです。「この人はわたしには合わないな」と頭で決めつけてしまう自分の癖と向き合い、この世界には様々な人や考え方がいること、あることを受け入れてその多様性をありのままに楽しめるようになってきました。
よく聞かれる「もうアシュタンガヨガはやめちゃったんですか?」
「もうアシュタンガの指導はされないんですか」の質問ですが
答えは「まだわからない」です。
わたしはやめたつもりはなく、また練習にも指導にも復帰できる日がきたら嬉しいなと思ってます。今言えることはアシュタンガヨガのような身体の複雑な機能を使う動きの練習や指導は決して簡単ではない、ということ。
その動きと身体の機能をしっかり理解して自分で納得できた時がきたらまた再開しようと思ってます。
さて、そんな感じで骨格ボディメイクを知りながらもわたしは始めるまで半年くらい時間がかかったのですが、これもわたしのタイミングだったのかなと思います。
アシュタンガを始めた時のようにパッと始められる時もあれば(マイソールクラスを検索した翌朝Myore Tokyoの門を叩いていたし、その4か月後にはインドのマイソールにいた。笑)そうじゃない時もある。半年間迷って藁にもすがる思いで始めたこの学びがわたしにとってベストなタイミングだったんだと思ってます。
わたしみたいに骨格ボディメイクのメソッドに興味はあるけどなかなか一歩が踏み出せない人へ。
変わりたいとピュアに思うこころ、知らないことへの好奇心があればベストタイミングはきっとやってくる。自分から小さなアクションを起こしてみるのもオススメで、そこからまた新しい道やアイディアか開けることもあるよね。(わたしは先に学び始めていたあやえちゃんに腰が痛いことを打ち明けて骨格ボディメイクどうなの?と聞いた。1年以上ぶりの連絡だった。笑)
焦ることなく自分のベストな方向とタイミングを楽しむ人生にしていきたいなと思う今日この頃です。
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