✅SKYCHOPLOG✅011📝他人という括りは故人がつなぐモノ｜コロナというあいまいで見えない現実｜けれど私はつながりの光を感じた｜パートナーの祖母の葬儀を終えて｜その後日談002

コチラの記事はパートナーの祖母の葬儀後日談の続編である。
様々な想いは残るだろう
でも言葉に「描き起こす」ことで
私は私が経験したことにちゃんと「向き合いたい」と願って
この記事をまとめた。
どうかご了承頂きたい。

緊急事態宣言中の冠婚葬祭

前回の記事で、パートナーの義妹が「神奈川県」に住んでいてこのコロナ禍飛行機の旅客券を当日用意して、熊本県まで来てくれたことはご紹介しましたが、小学生のお子さんを二人連れての帰熊は、費用もかかっただろうしさぞ大変なことだったと思う。

「このコロナだけん」・・・・・。

といって、まったく来る気配すら見せなかった亡くなった祖母の一人娘である愛知のおばのことはさておき
みなさんはこの緊急事態宣言下？もし今回のように身近なところでこのような冠婚葬祭が起こってしまった場合？

「どうなさるだろうか？」

お悔みもない😨ご近所はまったく音沙汰なし

今回の葬儀で義妹たちの家族は合計5日間ほど我が家に滞在した。
通夜の日に来て
その日は葬儀場に宿泊したけれど、そのあとの4日間は我が家に滞在。
子供連れなので、・・・・・。当然ご近所には
「ばーちゃんの葬儀に県外から来ている」
という事はバレバレだ。

すぐ隣のご近所さんはばーちゃんが生前
「ばーさん元気ね？今度見舞いに行くけん」

などと声を、本当によくかけられていたが、今回も亡くなった後一日開けて
朝方自宅にいったん戻った時に、
「すぐばーちゃんが亡くなられた事」を早朝ではあったけれど
「報告した」

すぐ隣の隣人‥‥それも長いこと付き合いがあり、ばーちゃんとも交流があったのに…亡くなられてから今日まで
「一度も会っていない…というより会話すらしてない」
お悔みにも来られないし、もちろんお参りもない。

そうすると、もう神奈川に戻った義妹たちが
「私たちが県外からきとるけんやろ」・・・・。
などとつぶやいていたのを思い出す。

コロナだから、と言ってもソーシャルディスタンスを守りながらでも
「お悔みの言葉」ぐらい言えそうなものだ。
・・・・これがコロナ差別というものなのだろうか？
実際そう感じる必要もないと思っていたのだけれど
そう感じると
「理不尽そのものだ」

他人という括りは故人がつなぐモノ

私は自分のプロフィールを書くのが苦手だ。
というより現在私は複雑な関係だからだ。
私は今回ばーちゃんを亡くした。
でもそれは私のパートナーのばーちゃんだ。当然
戸籍上の「祖母」ではない

義妹たちもパートナーの妹だけれども、戸籍上の義妹ではない…。
そうはっきり言えば「他人だ」けれど

しかし、今回のばーちゃんの葬儀で私は本当に
「夢のような数日間」を過ごした。
小学生の女の子二人とちょっとシャイな17歳
そして義妹たち。
私は数日間ちょっとした「大家族」になった。

ばーちゃんを本当に心から大事に思い、送り出したいという
「優しくて純粋で切なく温かいキモチ」
私たちは戸籍上では他人だけれど、この数日間は本当に
「よく笑い・涙し・ご飯を一緒に食べ・買い物やコミュニケーション」
色々なことを共有した。

私は「まさこさん」「まさこさん」と子供たちに何度も呼ばれた
嬉しかった

神奈川の義妹の子供たちは
小学4年生と2年生の女の子
本当によく笑い「YouTubeのHimawariちゃんねる」が大好きで
ドラえもんが大好きで、
アイドルユニットのNiziUにハマっている

NiziU Official Website

神奈川へ帰るときも、熊本空港まで車で送ったのだけれど、その道中私は彼女たちと同乗し「2時間半」ほどマスクをしながらだったけれど
「しりとりゲーム」をしたり
「誰かが好きなもの」を質問形式で答えあったり・・・・。と
馬鹿みたいに笑いあいながら空港までのドライブを楽しんだ。

他人だけど

「そこには馬鹿みたいに感情を分かち合う家族」が居た。

私はそこに光を感じた。とても居心地がよく幸せな光

ばーちゃんがつなげてくれた時間だと強く思った。
実の娘ともなかなかうまく現在の「複雑な状況」で
感情や想いを分かち合うことも
実の両親ともなかなかある意味「疎遠」に近かった私にとって
その想いは、その瞬間は
「この家族の行く末をちゃんと見守りたい」
「この娘っ子たちの花嫁姿を見たい」
とまで一瞬強く思い描いたほどだ。

他人の括りなどそこには存在しなかった

幸せで楽しい時間だった。

無事に葬儀を終えた後まとわりついてきたモノ

22日の日に義妹は神奈川に戻り
鹿児島の義妹は息子と一緒に車で、鹿児島へと帰った。
23日から仕事に復帰するつもりだったが
実は後日談がある。

私が働いている清掃のパートはいわゆる遊戯関連（パチンコ）の企業だ。
今回急にサダ子ばーちゃんが亡くなる前も

●家族以外との会食を控える
●天草外への移動を極力控える
●ソーシャルディスタンスを遵守した行動をとる

といったルールが会社全体で課されていた。
23日の日明け方何故か目が覚めた私は
「このまま出勤していいのかな？」
と思い悩んだ・・・・・。
何故なら上記に課されたルールをことごとく私は破っている。それに加え
神奈川の義妹たちは東京の空港経由で熊本まで来訪している。
県外をまたいでの移動だ。
それも関東方面

思い切ってネットを開き検索

各都道府県の新型コロナウイルスに関するお知らせ・電話相談窓口 | 首相官邸ホームページ

新型コロナ電話相談窓口のページを開く。

相談窓口は24時間対応受付可能でとても真摯に丁寧に対応してくれた。
皆さんも何かあれば悩むよりご相談をしてみることをおススメする

各都道府県の新型コロナ電話相談窓口の電話番号が記載されていて、そこには熊本県もあった。すぐに電話した。明け方の3時ぐらいだったけれど24時間対応と書いてあったので、思い悩むより相談してみようと考えた。

電話をすると、すぐ窓口の対応をしてくださった男性の方が電話に出た。
「正直に県外（関東方面）との接触があり、会社に報告した方が良いのか？とか体調をしばらく様子見した方が良いのか？」と聞いた。
答えはこうだ。

「まず正直にご自分の状況を会社に報告して見てください。
できれば会社の方針に従ってください」
「それからかかりつけのお医者さんがあればすぐ、今回の流れを話して受診してください。」

その答えに従い会社に電話指示を仰いだ。
結果23日から出勤するはずだったけれど
その日は休んで、病院へ行き結果を報告その後の連絡を待つ。
という事だった。

感染予防のため待機期間の指示が出る📝

23日かかりつけの近所の医者に電話して行ってみると
「驚いた」Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
病院の裏手の方に、ガレージを改装した別室が用意されていて入り口の開閉はシャッター。ガラガラと閉まりの悪いシャッターを押し上げて

防護服に完全装備した看護婦さん＆病院職員の方に案内された。
ガレージの中では30分くらい待たされただろうか
ガチガチに完全装備した院長先生がガラガラとシャッターを開けて入ってこられた。付き添い看護師さんも同じく「完全防護服に目にぴったりのゴーグルやフェイスシールド」

メディアやテレビでは見ていたが実際目のあたりにすると
言葉も出ない。本当に完全感染対策防護状態だ。

発熱もしてなかったのに・・・・。県外接触者が、それも神奈川県という内容だったせいだろうか「私は面食らってしまった」
医療従事者は大変でしょうがない！と真摯にそう感じた。

結局発熱もない・風邪の症状も見られない・あるのは倦怠感と身体のだるさだけ、そうして目の前にPCR検査の同意書まで用意してあったのに、私は風邪薬と称して「葛根湯の漢方薬とうがい薬」
を処方されそのまま自宅に戻った。

その結果を会社に電話すると・・・・。
早朝電話した時との対応が変化していた。
朝は「体調がなんともないなら出てきていいよ」
といった管理職の対応から
「しばらく体調の様子を見て欲しい・・・。できれば週明けに検査を何とか受けて欲しい」という事だった。

覚悟はしていたけれど補償はない『欠勤扱い』👜

覚悟をして
今回の「事の成り行き」を上司に報告した私だったけれど
通夜・葬儀の5日間で残っていたパートの有給は使い果たしてしまった😨
そう、23日からの待機期間はまさに『欠勤扱い』なのだ。

報告しなければ・・たぶん私はこうして記事を書いていない。
この時間もせっせと清掃の5時間パートに励んでいたはず。
でも正直に話した。
欠勤扱いという事で「皆勤手当」もなくなる

来月のパート給与はたぶん激減するだろう。

感染しないために何が大事で何が正しいのか？

感染しないために何が大事で何が正しいのか？
ついそんなことを考えてみた。
新型コロナウィルスは「あいまいな現実」
「もしも？もしかしたら」
というあいまいで解りづらい。見えない
十分な感染対策をしていたとしても
「無症状」でも陽性者というところが
あいまいで突き付けられる現実だ。

現在の私もそうだ
多分絶対感染してない！大丈夫だと自分自身が思っていても、
「そうじゃないのかもしれない・わからない」
もし感染していたら？
とても大きな迷惑をパート勤務先の会社にかけることになる。
怖いしそれは嫌だ。

けれど現実問題
今回自分がとった行動は・・・自分の生活を脅かしている
収入が減るという事は何よりも今後の不安材料に他ならない。

皆さんは同じ立ち位置だったらどう判断されるだろうか？

光見出す時想いを未来に向けて

今回の出来事で
その後の後日談記事今まで、まとめたように
私は光を得た

亡くなったサダ子ばーちゃんを葬儀の後火葬した。
火葬するにも「火葬許可証」というものが公式に必要で
それに2万円も市役所に支払った
あとで返還されるらしいが・・・。
いろいろ本当に大変なやり取りだった。
けれど

火葬するとき
私のパートナーと私
義妹2人それと子供たち3人
それから今回来れなかった東京にいる義妹。
東京にいる義妹はLINEのビデオ通話でそのまま

合計6人で火葬のボタンを押した
ボタンをみんなで触れて・・・・
1.2.3で一斉に押した・・・・。

実の娘もいない
孫はほかにも3人と愛知のおばの子供が2人いるが
そのとき、その瞬間私は何とも言えない気持ちが心の中に
湧きあがり

感動した。なんという家族愛だろう。純粋で切なく温かい
愛おしく、様々な括りを超えた光があった。

私は光を見出すことができた
それは経験なのか？一瞬の時間の共有なのか？
けれど
その光は私の胸の中に
「まだちゃーんと残っている」
その想いはきっと自分の人生の中で

未来へつながるもの・つなげていくもの
つながれたことに感謝
その感謝を
未来の何かに誰かに

「つなげていくこと」そういうものだと感じる。

最後までお付き合いいただきありがとうございます😃
しばらく新型コロナウィルス感染予防のための
「待機期間」になるかもしれないので
どうかこれからも

SKYCHOPの記事更新を楽しんでくださいね
今回の後日談の記事見出し画像はすべて
Canvaで作成しました😃

ばいばいまたね　BY SKYCHOP