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ウォーミングアップ

こんにちわ!チームストリングの菅谷力也です.
普段は, 企業の社会人野球チームに関わっております⚾
今回は, みなさん一度は聞いたこと、行ったことのある「ウォーミングアップ」についてです!

ウォーミングアップとは?

ウォーミングアップの目的は,プレー中の高いパフォーマンス発揮障害予防です.
単に, 身体を動かすだけでなく、”目的”・”競技特性”を考慮して行う必要があります!!

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ウォーミングアップの効果

身体を動かすことで体温の上昇が生じます。
体温上昇による効果として、

筋肉(関節)の柔軟性向上
→筋肉が柔らかくなることで関節可動域が拡がる.

神経伝達速度の向上
→素早い反応や複雑な動きに好影響を与える.

循環機能の向上
→血流を良くし、身体各組織へ酸素供給を行いやすくする.

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ウォーミングアップの種類

次に、ウォーミングアップの種類について説明します!
ウォーミングアップは大きく、"一般的ウォーミングアップ”と”専門的ウォーミングアップ”に分けられます.

一般的ウォーミングアップ
→ジョギングやストレッチなどで, 身体を動かす準備を行います.この段階で, しっかりと体温(筋温)を上げることが重要です.

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専門的ウォーミングアップ
→一般的ウォーミングアップで身体機能を高めた後に, 競技特性に応じた動作を行っていきます。野球であれば、キャッチボールや素振り, トスバッティングなどが挙げられます.

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ウォーミングアップ内容の構成

ウォーミングアップ内容の構成に必要な要素です.

テーマは, 「徐々に負荷を上げていく

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例えば, 皆さんは”ジョギング”と”ダッシュ”はどちらから始めますか??
一般的に, ジョギングを行った後に徐々にスピードを上げダッシュへ移行すると思います. 考えれば当たり前のことですが, 急な激しい運動は障害発生のリスクになりますので注意しましょう.

ウォーミングアップの流れ

実際のウォーミングアップの流れについて説明します.

ランニング, ストレッチで体温・全身の柔軟性を高めていきます. 次に, スキップやサイドステップ, キャリオカなどの動体操(動的ストレッチ)を行い, ダッシュ, アジリティメニューに移行します.
その後, 前述した競技特性に応じた専門的ウォーミングアップを行います!

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ウォーミングアップ×ストレッチ

皆さんは, ウォーミングアップの際にストレッチを行いますか?
ストレッチには, ”静的ストレッチ”と”動的ストレッチ”があります.

ウォーミングアップにおける, パフォーマンス向上目的には, ”動的ストレッチ”の選択が推奨されています.
静的ストレッチを行う場合は, 約20秒程度で行いましょう!

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ウォーミングアップ×野球

野球の競技特性として・・・

打撃・投球動作には「回旋動作」が多く行われます.

回旋運動に重要なのが, 

股関節胸郭(胸周り)です.

この部位がしっかり動かないとパフォーマンスの低下腰部・肩肘の障害を引き起こす可能性があります.

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ウォーミングアップの”工夫”

最後に, ウォーミングアップの工夫について!

まずは, 「環境」についてです.
気温などを考慮したウォーミングアップの内容・時間設定は非常に重要になります.

身体が”温まりすぎる状態”, ”温まりにくい状態"はパフォーマンスの低下を引き起こします!

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次に, ウォーミングアップに使う道具について!
今回は, アジリティメニューでよく使われる道具・実際のメニューを紹介します.

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さいごに

今回は, 簡単にウォーミングアップについてまとめさせていただきました.
普段何気なく行っているウォーミングアップを今一度見直し, 最高のパフォーマンスを目指しましょう!

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