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葉が命 アジアンタム

今でも、インターネット投稿や、Youtube動画等で、「買った果物から出てきた種を播いたら、出てきた!」を良く見掛ける。

その閲覧数がある程度行っているので、興味がおありの方が結構いらっしゃるのだと。

私も過去に、果物に限らず良くやっていた。

その経験から、それが観葉植物のつもりだったら問題無く。

本気で実を生らすなら、苗屋から苗木を買うべき。全然違いますから。

植物好きにとって、種の出来る種類だったらそれで良い。

しかし、そうでは無いものも存在する。

それは、シダ類。

全体の様子

胞子で増えるとは言うものの、教科書通りやって成功した事が無かった。

数年前、アジアンタムの胞子を水苔に播いておいたら、前葉体が発生し、後に葉が出てきた。

それで、こつを少し掴んだ感があった。教科書通りでは駄目だと。

それを踏まえ昨年、鹿沼土に胞子を播いたらやはり上手く行って、大分葉が茂ってきたので、今週初め鉢上げした。

モノカラー

そうしたら、5号鉢三つで、大きい個体は全体写真だけで、その他は数cmのまだ小さい状態だった。

それらも鉢上げすれば、来年の夏にはミニ観葉位にはなりそう。

大きい個体の中には、少し大きめの葉が重なる様に出る「モノカラー」があって一安心。それが二つ位。

一番出て欲しかったのは、葉が小さいタイプ。(下写真)

小葉種

それは、フレッツルーシー、又はラディアナム等の名称で出回っている個体(葉)を基準として。

それが、今、確認出来ているのは、一つだけ。

残念ながら、胞子を播いた中には「斑入り」もあったものの、一つも出現しなかった。

それで、次の課題は、斑入りを増やす!に・・・。

全体を見てみると、育った中の多くは、どうでもいいタイプだった。

やはり、「良く増える個体はどうでもいいタイプ」は、シダ植物でも例外では無い様で・・・。

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