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葉が命 アジアンタム

『昨日の続き』

アジアンタム(シダ植物)の場合、花は付けないので、完全な観葉植物。

その場合、草姿の違いで評価が決まる。

草花、花木だったら交配して、こんな花になれば良いなぁと。

それで、今までと違う花になれば新品種。

しかし、シダ植物を胞子で増やしても、クローンの様に同じ物が多数誕生しか、思い浮かばなかった。

それが、前葉体から葉が出始めると、意外に変異がある事に気付いた。

その中の極小葉株を昨日取り上げた。

今日は、違うタイプを。

草姿

写真は、葉が丸みを帯びていて、それが疎らに付くタイプ。

アジアンタムと言うと、小葉が密に付くタイプが多い。

実際に見てみると、疎らでも良いなぁと。

これも、来年成株になって、風で葉が靡けば、涼し気な雰囲気を漂わす。

他には、葉が大きくなればなぁも。

胞子撒き後二年目

下写真は、葉の出た株を鉢上げし、残りは引き続き管理してきたもの。

それが、遅れて葉を伸ばし始めた。

そうしたら、今まで発生した個体より葉が大きい物も。

これでもまだアジアンタムの大葉タイプには及ばない。

それでも、続けて増殖していけば、大葉タイプが出現する事を予感させる。

以上の事から、シダ植物の増殖も、面白い。


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極楽鳥花植物園
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