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ライターさんに書いてもらうのは慎重に


「文章は人」だと思っているので、
ゴーストライターとかライター取材で
本を書くのはよっぽどのことがなければ
私はしたくないという考えです。もしするとしても、
念には念を入れて、慎重にしていきたい。

たとえば、Aさんのメールアドレスから
ライターさんが違う言葉で同じ意味のことを
発信してきたら、どのように思うでしょうか?

私は違うと思うのです。本人ではない。

そのような書籍が現実にたくさんあるというのを知っています。対談を録音取材して、そのまま原稿にしてしまうとか、方法としてのそれはあるかもしれません。でも、私はその選択肢はほとんどの場合、したくないと思います。

本人ではない人が書いた文章は第三者から見た本人の姿であり、生きてきた常識が違う人の価値観で書いた文章になってしまいます。どうしても、どこか間違った解釈をしてしまうでしょう。

取材なんか受けた人からもよく聞きます。「あの記事は、取材者が勝手に想像して書かれたもので、私の本当の考えを表していない」という意見を聞くことがとても多いです。つい最近も聞きました。「私が一番言いたいことは書いていなかった」と。プロの大手新聞社でもこんな具合です。

たくさんの書物を書かれた筆者とベテランライターでない限り、本筋を伝えるのは、かなり難しいと思っています。ましてや、よく知らない人に外注することなんてできません。

それは私のテープ起こしの仕事で、さんざん経験してきました。ただ、聞いたことをそのまま記述する議事録の世界でさえ、聞いたままに正確にタイピングできる人がどれだけ少ないかということを知っているから。

もしも、ライターさんにお願いするなら、準備を入念にして打ち合わせも慎重にしたいところです。

それが証拠に、今、出版社からたくさんの本を出してきた著者が、出版社を通さずに自分の力でKindle出版をされています。私はそんな本が好きです(*^^*) これからが本当の情報時代が始まると思っています。


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あみきん/Kindle出版認定プロデューサー
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