❻目的に合致した文体の選定について

この記事は、stand.fmと連動しています。お時間のある方はぜひ、stand.fm（8/16公開）を聞きながら、こちらの文章をお読みくださると、理解がいっそう深まります。

素敵なお話を作成するためには、文体の選定もとても重要ですね！

今日は、ChatGPTを活用して、「目的に合致した文体を選ぶ方法」をお伝えします。

まず、各章の目的や内容に合った文体を考えましょう。

もしも冒険やファンタジーのお話であれば、描写が豊かな言葉で神秘的な雰囲気を作り出すと良いでしょう。

逆に、ロマンスの要素がある場合には、感情豊かな言葉でキャラクターの心情を表現することが大切です。

また、登場人物たちの個性に合わせて文体を選ぶことも考えてみてください。

主人公が活発で元気な性格ならば、軽やかなトーンで描写することがぴったりです。

一方で、物静かな登場人物の視点で物語を進める場合には、内省的な言葉遣いがふさわしいでしょう。

さらに、ストーリーの舞台や時代背景にも文体が影響します。歴史的な設定ならば、時代に合った言葉や表現を使用することで臨場感を高めることができます。

そして、ユーモアの要素を取り入れることもおすすめです。友人たちとの協力や楽しい時を共有する過程で、少しのユーモアが新しいアイデアを生み出すきっかけになることもあるでしょう。

例えば、「対話形式で何かお話をつくって」とChatGPTに依頼するだけで、こんなふうに書いてくれます。

【場面：魔法の森の中】

エリアンナ: （興奮気味に） ねえねえ、リンデル！この森、魔法で満ちてるわよ！
リンデル: （微笑みながら） そうよ、エリアンナ。ここは我々の魔法の種族の住まいなのだから。
エリアンナ: （目を輝かせて） ほんとうに魔法があるのね？それなら、私も使えるのかしら？
リンデル: （優しく） あなたも使える可能性はあるわ。ただし、魔法は力だけでなく、心の純粋さも必要とするのよ。
エリアンナ: （考え込みながら） 心の純粋さ…私、いつも正しいことを考えてるつもりだけど。
リンデル: （微笑みながら） それは大切なことだわ。でも、時には自分の心に素直になることも大切よ。
エリアンナ: （うなずきながら） 分かったわ。でも、どうやって魔法を学ぶの？
リンデル: （手を取りながら） まずは心を整え、自分の内なる魔法の源にアクセスするの。それから、自然の力と調和させることよ。
エリアンナ: （真剣に） 分かったわ。私、本当に魔法が使えるようになりたいの。人々に希望と喜びを届けるために。
リンデル: （感心しながら） それは素晴らしい目標だわ、エリアンナ。きっと君なら、魔法の力を使いこなせる日が来るわ。

このまま必要な部分を切り取って使うのも良いし、具体的なトーンや雰囲気を伝えることで、ChatGPTが目指す文体に合った文章を生成してもらうこともできます。

あなたのお話にぴったりな文体を見つけるために、登場人物や設定、ストーリーの目的を考えながら、臨機応変に文体を調整していくことが大切です。

ただし、くれぐれも、著名な作品のコピーのようなものを作ることだけはやめてください。ChatGPTが生成した文章を世に出す場合は、すべてにおいて著者に責任があります。

また、ChatGPTとのコラボレーションにおいても文体の指示を出すことが可能です。

このことについては、また別の機会にお話ししますね。

ChatGPTの効果的な使い方をこれからも発信していきますので、フォロー、いいねして楽しみにしてくださいね。あみきんでした。でわでわ。