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"Captions"と"Subtitles"の違い

  1. Captions(キャプション):

    • 内容: 音声情報を文字化したもので、会話だけでなく、音楽、効果音、背景音なども含まれます。

    • 用途: 聴覚障害者向けに作られており、音声を聞かなくても全ての音情報を理解できるようにするためのものです。

    • : [犬の鳴き声]、[電話の音]、[悲しい音楽]などの音の描写も含まれます。

  2. Subtitles(字幕):

    • 内容: 主に話されている言語の翻訳または同じ言語の文字化を指します。音楽や効果音などの音声情報は含まれません。

    • 用途: 聞こえるけれど理解が難しい言語の翻訳や、異なる言語の観客向けに作られていることが多いです。

    • : 映画やドラマの中でキャラクターが話す内容のみを文字化します。

具体的な違い

  • 視覚化される情報の範囲:

    • Captions: 全ての音情報を視覚化(会話+音楽+効果音)

    • Subtitles: 話される言葉のみ視覚化(会話のみ)

  • ターゲットユーザー:

    • Captions: 聴覚障害者や音を聞けない環境にいる人向け

    • Subtitles: 異なる言語を話す観客や、話し言葉を文字で補完したい人向け

例示

Captions:

[電話が鳴る] ジョン: 「こんにちは?」 [背景で車のクラクションが鳴る]


Subtitles:

ジョン: 「こんにちは?」


これにより、各形式が特定のニーズや観客に対応していることがわかります。

随分前になりますが、大阪キャプショナーズという、聴覚障碍者のためにセミナーのリアルタイム字幕や、大学のノートテイクなどをしている団体がありました。私も少しの間、そこに所属して大規模な国際シンポジウムなどにも参加したことがあります。

セミナーの場合は、💻とプロジエクターをLANでつないで数人でリアルタイムで、あうんの呼吸でタイピングしていくんですが、あれは卓球やテニスのラリーみたいで、とても面白かったです。今は、もうその団体は無いようですが、昔は人力でやっていたんですよね。今ではもうAIがそれをやってくれますね💕


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