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日本と韓国の資料デザインスタイルの違い

こんにちは!
資料作成支援会社で働くデザイナーのYです。

はじめに

私は韓国アイドルが大好きなのですが、YouTubeコンテンツなどを見ているときに、よくコンテンツ内にPowerPointの資料が登場するのです…!
(大学生コンテンツや、会社員コンテンツなど…)

韓国でも、日本と同様にPowerPoint資料が使われているのだと知り、すごく親近感が湧きました!
 
ビジネスや教育の現場で欠かせない資料デザイン。
日本と韓国、近隣国でありながら、そのデザインスタイルには興味深い違いがあります。各国の資料デザインの特徴に注目し、違いを見ていきたいと思います。

今回は、以下のサイトを参考にして、各国のデザインスタイルの違いを比較しました。

https://www.slideland.tech/ (日本)


日本の資料デザインスタイル

①シンプルでクリーンなデザイン

日本の資料デザインは、シンプルでクリーンなデザインが特徴です。背景は白や淡い色が多く使用され、フォントも読みやすさを重視したものが選ばれます。
このスタイルは視覚的なノイズを最小限に抑えることで、情報を整理し、伝えやすくすることを目的としています。
また、情報が過剰にならないよう余白を効果的に使い、重要な情報が一目でわかるように工夫されています。

② 統一感のあるスライドと整理されたレイアウト

日本の資料デザインは、統一感のあるスライドと整理されたレイアウトを重視しています。
タイトルスライドから内容スライド、結論スライドに至るまで、同じフォントやレイアウトが使用されることが多く、資料全体に統一感があります。
各スライドの情報が整理され、読み手が情報を簡単に追えるように工夫されています。
これにより、ブランドイメージの一貫性が保たれ、資料全体がプロフェッショナルで信頼性の高い印象を与えます。


韓国の資料デザインスタイル

①色鮮やかで視覚的に引きつけるデザイン

韓国の資料デザインは、視覚的なインパクトを強調するために、鮮やかな色彩の背景や装飾的なグラフィックスが多用されています。
背景やテキストに多様な色が使われ、視覚的に華やかな印象を与えます。
色鮮やかなデザインで視覚的な楽しさを提供し、資料全体が魅力的で引きつけられるようにデザインされています。

②柔軟でクリエイティブなレイアウト

韓国の資料デザインは、情報の配置が自由でクリエイティブなレイアウトが特徴です。視覚的な楽しさと情報の分かりやすさを重視し、多様な色彩やインフォグラフィックスが多用されています。
また、デザイン要素が大胆に配置され、視聴者の興味を引きつける工夫がされています。クリエイティブなレイアウトは、視覚的な魅力を高め、情報を直感的に理解しやすくするために役立ちます。


日本と韓国の資料のデザインスタイルを比較して

日本の資料デザインは、シンプルさと一貫性、整理されたレイアウトを重視し、視覚的に整然とした印象を与えます。
一方、韓国の資料デザインは、カラフルで魅力的なデザインと柔軟でクリエイティブなレイアウトが特徴です。
これにより、視覚的なインパクトと視聴者の関心を引きつけることが重視されています。
 
このようなデザインスタイルの違いは、それぞれの文化やビジネススタイルに根ざしており、日本の資料デザインは信頼性とプロフェッショナリズムを強調し、韓国の資料デザインは視覚的な楽しさとクリエイティブな表現を追求しています。


韓国のデザインスタイルの特徴を、資料作成に活かす

資料を作成するときに、韓国のようなクリエイティブな要素を取り入れる方法として、以下のような点が挙げられます。

①カラーアクセントの追加

日本のシンプルなデザインをベースに、ポイントとなる部分にカラーアクセントを追加することで、魅力的なデザインを作ることができます。
例えば、重要なポイントや見出しにアクセントカラーを使用することで、視覚的なメリハリをつけることができます。
視覚的なヒエラルキーを強化し、重要な情報が一目でわかるようにすることで、情報の伝達効率も高まります。
【具体例】
・強調したい情報を色で区別し、視覚的なインパクトを高める
・タイトルや重要なポイントにアクセントカラーを使用

②柔軟なレイアウトの採用

必要に応じて、情報の配置を柔軟に変えることで、視覚的なインパクトを高めることができます。データをグラフィックスと組み合わせて表示したり、視覚的に引きつけるレイアウトを採用したりすることで、視聴者の関心を引きつけることができます。

柔軟なレイアウトは、情報を視覚的に整理し、ストーリーテリングを効果的に行うための重要な手段となります。

【具体例】
・背景に大きな写真を使い、上にテキストやグラフを重ねる
・複数のアイコンを使って、情報を分かりやすく視覚的に伝える

日本の資料デザインの強みであるシンプルさと統一感を維持しつつ、韓国の資料デザインの視覚的な楽しさとクリエイティブな要素を取り入れることで、
プレゼンテーションをより効果的なものにすることが可能になります。



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