INTJはどう生きるか その2:体調
INTJの体調
まず、INTJは16タイプの中でかなり身体が弱い方だと思っている。
原因として考えているのは
睡眠不足
偏食
運動不足
気をつかって疲れる
このあたりと予想。
睡眠不足の理由は集中力がありすぎて脳がなかなか眠ろうとしてくれないのと、考えることなんていくらでもあるから何もすることがない寝る前に考えてしまいがちで目が冴えてしまうことだと思う。INTJ不眠症になりやすい説は結構有力。(なのに無理をしがち)
偏食なのはたぶん私だけではないと思うのだけど、味覚も嗅覚も刺激に弱いからだと思っている。基本的に感覚過敏気味だ。
そして食事が栄養補給作業だと認識しているのに食欲よりも知識欲を優先しがち。
INTJは運動が苦手だと言われているが、運動が苦手ではないINTJでも運動よりもネットサーフィンや読書などのほうが情報を得られるせいか運動の優先度は低い。
運動すべきなのをよく理解しても動き出すまでが遅いし、ルーティンに組み込んでもなにかの事情で中断すると再開するまでがまた長い。ちょっとだけ続けるとかはない…のは私だけか。
運動を好むとISTPになるのではないかと思ったりもする。
そして疲労。実は、人間社会で生きるために殆どのINTJがかなり気をつかっている。怖いと言われないためになるべく愛想良くするし、興味ない話を我慢して聞くし、避けられない目的のため五月蝿すぎたり眩しすぎたり人が多すぎたりする場所に無理して出かけたりして、これはINTJ以外の人には想像できないであろうストレスとなっている。(HSPなら理解してくれるかもしれないというかHSPなのかもしれない。どっちでもいいけど)
やろうと思えばできるし、無理してるように見えないと思うけど、確実に疲れを溜めている。
あんなに気をつかっているのに結局怖いとか言われるし、理解できない人間関係のトラブルに巻き込まれるし、多くの人が容認している世界の不条理に苛立ったりしてまた疲れる。関わった人の些細な言葉や表情を思い返して理由を考えてしまうし、自分の失敗の一人反省会も欠かさない。
いつも理論武装しているせいでメンタル強そうに見えるかもしれないけど意外と気にしいなので夜寝る前にこういうことを考えすぎて、これのせいもあって寝不足率が上がる。
これこそが生きづらいINTJの真骨頂だと思っている。
さて、自分がINTJだと自覚して良かったことのひとつは不調の兆候が明確になったということ。
だからといって体調を崩さなくなったわけではないが、不調一歩手前で踏みとどまれる確率が少し上がった気がする。
生きづらいと言うINTJが多い中で個人的に最も生きづらい要素が体調なので、どこかのINTJさんも同じように悩んでいたら役に立つかな、と思いまとめることにした。
めちゃくちゃ個人的な体調管理方法なので全てのINTJに当てはまるとは思わないけど。
不調の原因
なぜか疲れている時に限ってめちゃくちゃ部屋を片付けたくなって更に疲れて体調を崩すパターンが多いと最近気づいて「自爆機能」と呼んでいた。
MBTIの解説によるとこれはどうやらFiのせいらしい。FiはINTJにとっての第三機能で、第二機能が正しく働かないときに第一機能を補助するとある。つまり、普段はNi(内向的直感)をTe(外向的思考)が補助していて、物事を直感で感じ取って論理的に思考して理性的に行動している。それが体調を崩すとTeがうまく働かずFi(内向的感情)が出てきてしまうらしい。
例を挙げる。
普段は直感で部屋の収納のアイデアをあれこれ考えても正常に思考して体力を使うべき適切なタイミングを見計らえるのに、感情が優位になってしまうととりあえずやりたい!アイデアを試したい!と衝動的に行動してしまうのだと思う。コントロール不能状態。もちろん既に不調なのに無駄に体力を消費するのだから完全に体調を崩すことになる。
筆者は収納が異常に好きなので特にこの行動に現れるが、どの行動に現れるかは人それぞれだと思う。
過食になってしまうこともある。
不調の直前回避
以上の心理機能について理解していると、自爆モードに入りかけた時に自覚することができる。そして誰かに止めてもらう前にセーブモードに入れることがたまにある。暴走モードに入ってしまうと誰に止められてもセーブできないので入る前に自分で気づくのは重要だ。たまにしか成功はしないのだけど、セーブモードの発動も試し続けたら成功率は上がると思っている。
(なぜか自分の体調をモードとして俯瞰で見ている)
セーブモード
セーブモードはINTJの環境によってかなり異なると思うが、以下の手順で行うと良いと思っている。
まず、苦手な
用事を他者に依頼する
ことから始まる。依頼できる他者がいなくて生活できているINTJはその生活できている経済力を活かしてウーバーなどの有料サービスをできるだけ多く利用するのがいいと思う。
ここで重要なのは『なるべく多く』ということ。普段負担を感じていない作業も不調時には非常に大きな負担となる。他者に依頼できる業務は全て依頼すると良い。自分でやったほうが早くても、自分でやったほうがクウォリティが担保できても、そんなことは関係ない。このタイミングでINTJの復調よりも重要なことはない。
自分のことについてあまり話さないINTJだけど、ここは「体調を崩しそうだから」と簡単に説明すると助けてくれるはず。
続いて、
他者に依頼できないことの締切を再検討する
しなければならない時までに復調しない可能性があって締切を伸ばすことが可能そうなら交渉するし、復調してからなら一瞬で片付く用事かもしれない。その際の手順をシミュレーションするぐらいはあまり体力を消費しないので(私の場合は)しておくと安心して休めるかもしれない。
ちなみに交渉の連絡もあまり苦ではないのは私だけなのかINTJあるあるなのか……。
そして、
栄養を摂って身体を温めて身体を休める
簡単に栄養が摂れて身体も温められるものとして医療系の仕事をしている友人から教わって助かっているのがこちら。
生姜卵うどん
葛根湯
生姜卵うどんはうどんを茹でてすりおろしの生姜を入れて溶き卵を入れたもの。うどんを食べる食欲がない場合はうどん抜きのスープがおすすめ。片栗粉でとろみをつけるとより温まるし食べやすい気がする。
体力がめちゃくちゃ少ないINTJは不調時のためにスープやおろし生姜の冷凍ストックをしておくと楽かもしれない。生姜チューブは独特のにおいがするのでおすすめしない。とにかくやわらかくて熱くてタンパク質が摂れる食事がおすすめだ。
個人的に不調時は満腹になりすぎないほうが良いのでスープ最高。
葛根湯はこのような、風邪になる前のタイミングで飲むのがそもそも適切なので効果が高い。
薬剤師は顆粒が効果的と言うがシロップのほうが効き目が早いと感じている。お好みで。
この際、部屋を温めたり重くない程度に厚着したりもする。眠らない場合は首の付け根など身体全体を温めやすい部位にカイロを貼るのもおすすめ。
なるべくなら横になって、眠れるなら眠る。眠れなくても横になって、ここでは一旦考え事もやめて暫くじっとしていると回復しやすい。
これを治るまで繰り返す。
自分の体調を回復させることを目的にINTJの得意な合理的思考を最結集させれば簡単!と言いたいところだが、先延ばしにできない用事をして悪化することもあるので数日は要するだろう。ただ、酷い風邪をひいて拗らせて1週間ぐらいを完全に失うよりは活動できるのでマシだと思っている。
おまけ 自己流・体調を崩さないための日頃の心がけ
避けているもの
身体に合わない飲食物
冷たい飲み物
スパイシーな食べ物
胃が負けてしまうニンニク
強いカフェイン
人工的な調味料(好んで摂らない程度)
においが残って気になる食べ物
冷たい食べ物の多量摂取
そもそも大量に食べること
合わない環境
感情を表に出しすぎる人との必要以上の接触
においが強すぎる場所
人工的に明るくされすぎている場所
混雑している場所
座れない場所
簡単に出られない場所
意識して行っていること
飲食しているもの
リラックスできるハーブティー、豆乳
身体を温められる白湯、ココア、お茶
ビタミンが摂れるもの
行動
外出先でも疲れたら座る、カフェで休む
急がない
必要な飲み物を買える場所のデータ収集
暗めに調節できる照明のある部屋にしておく
部屋で横になれる場所を多めに作っておく
部屋の暖房設備を充実させる
ホコリ、虫対策
マッサージや整体や温泉の効果的利用
入浴やフォームローラーによるボディケア
医薬品の情報収集
イライラしない考え方、生活の工夫
癒されるものを愛でる
落ち着ける、快適な服を着る
重さに注意しつつ寒さ対策
太って身体が重くならないよう注意
荷物を軽くする
ペットボトルのホットドリンクを持ち歩いて暖を取りつついつでも水分補給できる安心感を得る
と、結構いろいろやってるというか当然のことに理由を並べているだけの気もするが。そして、これだけやっていてもそれなりの頻度で体調崩すのでどれが本当に効果あるかは不明。
さて、実は今も復調に向けて休んでいるところなのでこの辺で終わって休むことにする。
他に使える体調管理法があればぜひぜひ教えてください。
ちなみに
INTJはどう生きるか その1:ファッション↓
もオリジナルライフハック系なのでよければぜひ。
気が向いたら応援してもらえると大変助かります!